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『蛇行する川のほとり』 恩田陸

蛇行する川のほとり〈1〉
恩田 陸
中央公論新社
蛇行する川のほとり〈2〉
恩田 陸
中央公論新社
蛇行する川のほとり〈3〉
恩田 陸
中央公論新社

 高校生の女の子が3人で夏休みに合宿をしようと決めた。合宿をすることにした家で昔、迷宮入りになっている殺人事件があった。その事件に関わる新しい事件が発生する。

 3冊に分かれているけれど、そんなに厚い本ではないので一気に読めた。1冊ごとに視線が変わるところが面白いなぁと思う。

 主な登場人物はみな高校生。彼らが子供の頃の事件を思い出す時、そこには複雑な心理が見え隠れする。親はまだ子供だと思っていても、子供の方は結構複雑なことを考えていて、親が思いつかないようなことを胸に秘めている。親の方も、子供にはよく分からない理由で不思議な行動をする。お互いに求め合っているはずなのに、それぞれの心がすれ違ってしまうのは何故なんだろう?

 子供の時の思いは忘れていたようでも、ずっと心の奥に隠れている。そして奥に隠れたま ま、その後の行動を邪魔することもある。それがトラウマというものだ。それが何であるのかをを思い出せたら、本来の自分に戻れるのかもしれない。

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日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

柊さん☆TBありがとうございます。
恩田さんの作品は、昨年始めて知って、少しずつ読んでいるのですが、どの作品も不思議な世界観がありますね。
「蛇行する川のほとり」って3冊にそれぞれのカラーがあって、面白い表現の仕方だなと思いました。
今後もどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

はじめまして。柊です。
「読書日和」へTB送ってくださってありがとうございました。
柊は別宅として「恩田陸さん、読書中…」という恩田さんの作品専用のブログを作っているのですが、せっかくなのでこちらからTB送らせてもらいました。(*^^*)
別宅では恩田陸さんの感想を随時募集しています。
どうぞ恩田陸さんの本を読まれたときは是非こちらへもTB送ってくださると嬉しいです♪
どうぞよろしくお願いします。

Rokoさんこんにちは。
私は最近出た1冊にまとまったほうのを読んでしまったのです。全く深く読めていない私はどこで切ってあるのかさっぱりわからずに読んでしまいました。
視線がかわるのですね。なんだか読み返したくなりました。

ななさん☆コメント&TBありがとうございます。
確かに、3冊に分かれている方が3人のカラーがはっきり出ていいですよね。
でも、1冊にまとまった方の表紙にも魅力を感じます。

TBさせて頂きました。
4人の心を覗けて楽しめました。

kanzumeさん☆コメント&TBありがとうございます。
恩田ワールドにわたしもはまりました。(^^ゞ
読むたびに違う世界にドキドキしています。
これからも、よろしくお願いします

僕のブログへ来て頂きありがとうございます。
次は「Q&A」を読む予定です。
ロコさんのブログ、次どんな本を読むかの参考にさせて頂きます。

Rokoさん、こんばんわ
「ネバーランド」の後にこれを読んだのですが、少年の世界っていいわあ・・と思ったのもつかの間、少女の世界ってやっぱり好き~と、ころころと気持ちが変わっています(笑)。
恩田さんって、色んな世界もってますよね。

juneさん☆コメント&TBありがとうございます。
ホント、恩田さんって変幻自在ですよね。
「ネバーランド」はまだ読んでないんで、読んでみようっと!

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» 蛇行する川のほとり [恩田陸さん、読書中…]
冒頭の文章を読んだとき既に、柊は暗示をかけられてしまった。 平凡で退屈というけれど、決してそんな内容ではありえないに違いない。 不安にかられるだろう。懐かしく思い出すだろう。 自分に彼らと秘密を共有する資格があるかどうか、試みたくなるだろう。 最後に謎が [続きを読む]

» 46「蛇行する川のほとり」 [ナナメモ]
蛇行する川のほとり恩田 陸夏の終わりの演劇祭に向けて、舞台背景の絵を仕上げるために「合宿」を始めた少女たち。だが、少女たちは気づかなかった、運命の歯車が回り始めたことを……。恩田さんの本は3作位しか読んでなく、これは酒井駒子さんの装画に惹かれて読みまし... [続きを読む]

» 蛇行する川のほとり ★★★★☆ [みかんのかんづめ]
4人の心を蛇行する とまどい半分 期待半分    (ネタバレ部分は反転で隠しています 気をつけて読んでください) ひとつの昔話をしよう。 もはや忘れられた話、過去の色褪せた物語。 平凡で退屈なある夏の話。 私の愛情について、私たちの罪について、 [続きを読む]

» 蛇行する川のほとり [本のある生活]
蛇行する川のほとり 恩田陸 図書館に3冊組みのものと、この写真のものがありました。3冊組みのものもシンプルですてきな装丁なのですが、これはもうほおずりしたいような装丁でした。表紙の少女の絵もベビーピンクに金で書かれた文字も素敵ですが、中に折り込まれている [続きを読む]

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