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『6ステイン』 福井晴敏

 市ヶ谷の工作員って、実感湧かない人が多いかもしれないけど、実際にこういう人っているはず。一般の人に混じって淡々と仕事をしながらも、本部から指令を受けたとたんに工作員に変身するって、不思議な感じがする。

 人質になってニュースで大きく取り上げられているあの人、フランスで外人部隊に入っていたという経歴が紹介されて、多くの人をビックリさせている。外人部隊の存在は知っていても、そこに日本人がいるとは思っていなかったから。

 想像もしなかったような仕事に就いている人がいる。そんなところで?という地域で働いている人がいる。かつては公然と行っていたことを、今は制限を受けながら行っていることがある。そして、かつては秘密だったことが表面に出てくることもある。

 この本を読み終わって感じたのは「プロの仕事」というのは、それを行う本人に自信を持たせるのだということだ。人が出来ないことをやっているからプロなんだ。誰にでも出来る仕事だったら命をかけられるはずがないじゃないか!

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日本の作家 は行」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
市ヶ谷の工作員はこちらの本にも出てくるのですね。福井さんを初めて読んだ「川の深さは」でも、市ヶ谷の工作員が出て来ました。
ところで、巷で絶賛の福井本ではありますが、私は古いタイプの男女と、落合信彦氏の小説のような展開に、どうにも違和感を覚えてしまうのです。Rokoさん、小説としての面白さは如何でしたか?
>フランス外人部隊
ほんと、私も吃驚しました。それもまた、落合氏の小説を思い出した要因だったかも。

tsuna11さん☆コメントありがとうございます。
こんな特殊な仕事をしていても、おじさんはおじさんなんだなってところを妙に感じました。
同じ工作員でも古いタイプの人と、今どきの人とでは仕事の捉え方がまるで違うところが面白いなぁって思いました。
落合信彦さんの本って読んだことないんだけど、読んでみようかな。

うーーん、でも私がよく読んでいたのは大昔なので、今読むとどうなんでしょう。「アメリカは軍事産業でもっているから、定期的に戦争をしなくてはいけない」とか、イスラエルの情報機関・モサドの話とか、そういう話でした。結構扇動してるし、アツいですよ。古本屋で見つけたら、位のスタンスの方がいいかもしれません。
>今どきの人では仕事の捉え方が違う
「川の深さは」では、ほぼおじさんが主人公だったのが、私には駄目だったのかも。どうも共感できる所がなかったのです。

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» (書評)6ステイン [たこの感想文]
著者:福井晴敏 防衛庁情報局、通称・市ヶ谷。その市ヶ谷に何らかの形で関与した人々 [続きを読む]

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