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『りかさん』 梨木香歩

りかさん (新潮文庫)
りかさん (新潮文庫)
posted with amazlet at 05.05.04
梨木 香歩
新潮社

 ようこちゃん、りかは縁あって、ようこちゃんにもらわれることになりました。りかは、元の持ち主の私がいうのもなんですが、とてもいいお人形です。それはりかの今までの持ち主たちが、りかを大事に慈しんできたからです。ようこちゃんにも、りかを幸せにしてあげる責任があります。(本文より抜粋)

 ようこちゃんはリカちゃん人形が欲しいとおねだりしていたのに、おばあちゃんがくれたのは、市松人形の「りかさん」でした。ようこちゃんは、なんでこんな古くさい人形なんかくれたんだろう?って思ったんです。ところが、その「りかさん」には不思議な力があったんです。

 女の子って、着せ替え人形が好きなんですよね。わたしも子供の頃に買ってもらいました。着せ替えの洋服を買ってもらったり、母親に作ってもらったり、そして自分でも作ったりして随分遊んだもんです。

 このストーリーの主人公である「りかさん」はようこちゃんにいろんな事を教えてくれるんです。あの人形は外国からやってきたのよ、こっちの子はこんな人のところにいたの。どんな旅をしてきたのか、どんな暮らしをしていたのか、それぞれの人形にいろんな物語があって、楽しい話だったり、悲しい話だったり。

 誰にも言えない悩み事や相談を人形相手にした事ってありませんか?
 誰も聞いてくれないような話でも、黙って聞いてくれて、それだけなのに気持ちがスッとしたってことありませんか?
 お人形は大事なお友達ですよね。

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日本の作家 な行」カテゴリの記事

コメント

お読みになりましたでしょうか?りかさんと蓉子のその後が書かれています。
梨木さんって、スーパーナチュラルな部分と、地道な手仕事の部分とのバランスが、すごく上手く描ける作家さんですよね。エッセイの「春になったら莓を摘みに」も良かったですよー。

tsuna11さん☆コメントありがとうございます。
「からくりからくさ」まだ読んでないんです。
エッセイもあるんですね。
急いで読まなくっちゃ!

あ、上のtsuna11も私ですね。
遅れましたが、ブログ一周年もおめでとうございます。
毎日続けるってすごいことですよね。
さて、ようやく「りかさん」の記事を書いたので、トラバさせて下さいね。
例によってまた長いものになってしまいました~。

つなさん☆コメント&TBありがとうございます。
人形って黙って話を聞いてくれる大事な友達ですよね。
その小さな体の中にいろんな思いを詰め込んでいると思うと、大事にしてあげなくっちゃって改めて思います。

この本には優しい気持ちがいっぱいつまってますね。
こういう雰囲気って好きです。
からくりからくさも好きだったけど、りかさんはもっといい。
大切に思う気持ち、慈しむ気持ち。
すべてをかわいいと思う気持ち。
見習いたいことがいっぱいです。
TBさせてもらいました。

みわさん☆コメント&トラバありがとうございます。

人形って、カウンセラーのような役目をしてくれているのかもしれないなぁって思えてきました。

子供のうちだけでなく、大人になってからもね。

Rokoさん、こんばんわ。
私も小さい頃は人形がお友達だったので、
この話は、すごく自然に入り込むことができました。
人形って自分の鏡のようなものだったのかなと、
今は思うのですが、語りかけるだけじゃなく、
人形の話も聞いてみたかったと思ってしまいました。
でも気になるのはしまいっぱなしのうちの雛人形です。
怒ってるかなぁ・・。

juneさん☆トラバ&コメントありがとうございます
しまいっぱなしじゃ、ちょっと寂しがってるかもしれませんよ。
来年の雛祭りには是非声を掛けてあげてくださいね。

Rokoさん、こんばんは。
コメントとTB遅くなってしまってごめんなさい。

そういえば、Rokoさんのレビューを見て「りかさん」を私の読みたい本リストに入れたのに、読むまでに1年以上かかってしまいました。

ななさん☆えっ、わたしのレビューを見て?
りかさんが語る人形達の運命は様々でしたね。
わたしもりかさんとお話ししてみたいなぁって思いました。

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