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『99.9%は仮説』 竹内薫

 「最近どうも頭が固くなってきたなぁ」そんなあなたにつける薬は”科学”です。
 科学の基本 - それは、”世の中ぜんぶ仮説に過ぎない”ということです。 (本文より)

 子供の頃から、「常識を守らなければいけない」と教わってきました。「そんなことをしたら笑われるよ」とか「恥ずかしくない行動をしなさい」とか、世の中を普通に過ごしていくのに守らなければ行けない暗黙のルールがあると、いろんな人に言われてきました。気がついたら、自分もそんなことを言っていました。

 でもね、常識ってどんどん変わるんですよ!昔髪の毛を染めていたら、間違いなく「不良!」と言われました。でも今じゃ、茶髪が普通で黒髪の方が珍しい位じゃないですか!それってここ10年くらいで変わってしまった常識ですよね。

 サラリーマンだったら「会社にはネクタイをしていくもの」なんて思っている人が多いから、真夏でもネクタイを外さないで暑がっている人が多かったんですよね。「クールビズ」という「みんなでやろうね!」という掛け声がかかって、ようやく外すきっかけが掴めたという人が多かったみたいですね。

 それが良いことか悪いことかを考えもせず、習慣的にやってしまっている事って、日常生活の中にはたくさんあって、自分では全く気がつかないんですよね。何かの拍子にそれをやるのを忘れたときに、初めて「あれっ、やらなくても大丈夫だったなぁ」と気づく事ってありませんでしたか?

 いつも行くラーメン屋さんがたまたまお休みで、しょうがないので別の店へ行ってみたらそっちの方がおいしかったとか。久し振りに楽器屋さんを覗いてみたら「高くて買えない」と思っていた楽器が、手の届く値段だったり。ちょっと視線を変えるだけで、今まで「無理」とか「普通」だと思っていた事がタダの思い込みだったということに気づくことができるんです。

 自分が何かをできない理由を、誰かが邪魔しているとか、世間が邪魔してると考えがちですけど、実は「常識」という足かせを自分ではめていただけだと気づいたとき、今まで悩んでいたのは何だったんだろう?と笑い出したくなるんじゃないかな?

 世の中のほとんどは「仮説」です。はっきりした理由なんてないものの方が多いんです。だから世の中のほとんどは「どっちでもいい」ことだらけなんです。どっちでもいいなら、自分の好きな方を選ぶのが当然!ですよね。

 世の中の常識だと思っていることを、一度疑ってみること。それが自分自身を自由にする第一歩なのですね。

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やぎっちょのベストブックde幸せ読書!!

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