『魔王』 伊坂幸太郎
魔王と呼吸という2つの物語で構成されている。魔王は兄の物語、呼吸は弟の物語。
犬飼が街頭演説をしているシーンを読んだとき、わたしの頭の中に浮かんだのは「デッド・ゾーン」。スティーブン・キング原作、デビット・クローネンバーグ監督の映画です。
周りの人達は演説している犬飼の話に聞き入っているのだけど、自分だけは彼に違和感を感じてしまって。犬飼はきっと独裁者になると感じるんです。そして、それを阻止しなければという思いが深くなっていくってところがけっこう怖かったなぁ。
この物語に登場する犬飼のような人物が本当に登場したら、日本はどうなっていくのだろう?本当に国のことを考えている政治家というのは、日本には存在しないのか?複雑な気持ちが心をよぎります。
伊坂さんの文章だから、さらっと読めてしまうのだけど、テーマは重いなぁと思います。
こういうことをみんな真面目に考えてる?と聞いてみたくなりました。
歌曲「魔王」ってゲーテの詩でしたよね。「おとうさん、魔王がやってくるよ」と分かったのは子供だけだったけど、今の世界でも、魔王の足音を聞くことができるのは、ごく一部の人だけなのかもしれないということなんでしょうか?
ところで、千葉さんが登場しましたね。ウーン、そこにか!ってビックリしちゃいました。
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» 魔王、伊坂幸太郎 [粋な提案]
装幀は松田行正。小説現代特別編集「エソラ」2004年12月・第一号、2005年7月・第二号掲載。表題作と「呼吸」からなる連作中編集。
表題作魔王:パソコンシステム会社の [続きを読む]
受信: 2006年6月 9日 (金) 18:58
» ● 魔王 伊坂幸太郎 [本を読んだら・・・by ゆうき]
魔王伊坂 幸太郎 講談社 2005-10-20by G-Tools
ネタバレあり!
超能力兄弟が、ファシストと戦う!
じゃないな。
超能力兄弟が、ファシストと戦おうとする・・・。
ですね。あらすじとしてはそういう物語です。
あとがきで“ファシズム”や“政治”がテーマではない、と著者が書いているのですが、本当にその通りの本です。作中に、憲法改正・日米問題・歴史問題などが登場するだけで、それに対する伊坂さんなりの主張や、なんらかの答えが用意されているわけではありません。
しい... [続きを読む]
受信: 2006年6月11日 (日) 00:18
» 「魔王」伊坂幸太郎 [AOCHAN-Blog]
タイトル:魔王
著者 :伊坂幸太郎
出版社 :講談社
読書期間:2005/11/04 - 2005/11/05
お勧め度:★★★★★
[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]
「小説の力」を証明する興奮と感動の新文学。
不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!「エソラ」に掲載された「魔王」と「呼吸」からなる中編集。前者は兄の目線、後者は弟の妻の目線で描かれていま... [続きを読む]
受信: 2006年6月11日 (日) 01:23
» 「魔王」伊坂幸太郎 [本のある生活]
魔王
前もってなんの情報もなく、伊坂さんの作品だから図書館に予約しておこうというノリで手にしてしまったので、読んで驚きました。なにせシューベルトの魔王を「お父さんお父さん助けてよ〜♪魔王がつかまえにくるよ〜♪」などと、サリーちゃんのパパと巻き毛の坊ちゃ....... [続きを読む]
受信: 2006年6月11日 (日) 11:36
» 「魔王」伊坂幸太郎 [本を読む女。改訂版]
魔王発売元: 講談社価格: ¥ 1,300発売日: 2005/10/20おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/05/26
例えば、私は伊坂幸太郎の本を読んで面白いと思っている。
でも本当に「私」は面白いと思ってるのか?
読書ブログを始めてから、いろんな人のいろんな感想を読むことができるようになった。
本の感想の共有。
そして、伊坂作品はたくさんの人に読まれ、たくさんの人が感想を書いている。
おおかた、8割以上の人が、伊坂作品を面白いと言う。
一... [続きを読む]
受信: 2006年6月11日 (日) 11:52
» 魔王 (エソラ vol.1) [伊坂幸太郎] [+ ChiekoaLibrary +]
小説現代特別編集 エソラ [esora] Vol.1 2004.12伊坂 幸太郎 吉田 修一 真鍋 昌平 他講談社 2004-12-03
収録されている伊坂さんの「魔王」目当てに読みました。
よかった!すごくよかったです。やっぱり伊坂さん好きだぁ!と愛の告白みたいなことを思ってしまいました。私の中での伊坂さんベストランキングを考え直さねば…。衝撃でした。ほんとに、すごくよかったんです。
テーマはとても重いです。正直、伊坂さんがこういうものを書くとは思ってもみなかったので、驚きま... [続きを読む]
受信: 2006年6月12日 (月) 16:56
コメント
Roko さん、こんにちは。
本日も「砂漠」「パズル」「容疑者X」「いつかパラソル」をトラバさせていただきました。
「魔王」は本日の記事欄を見て、とっさに続けてトラバさせていただいたのですが、これだけが届くのって???。
ユーザーサポートの解答、届きましたら教えてください。
投稿: 藍色 | 2006年6月10日 (土) 18:08
藍色さん☆トラバ&コメントありがとうございます。
せっかくトラバして頂いているのに、届いていないんです。(^_^;
なんでだろう?
理由が分かったらお知らせしますね。m(__)m
投稿: Roko | 2006年6月10日 (土) 23:23
Rokoさん、こんにちわ。
これはガツンとやられました。
さらっと書いているし、腹話術なんて使って
軽やかにしちゃってますが、テーマは重いですよね。
考えさせられました。
投稿: june | 2006年6月11日 (日) 11:40
juneさん☆ガツンですよ!
こうやって時々「考えろ!」って言われないと危機感を持てない自分に、反省しきりです。(^^ゞ
投稿: Roko | 2006年6月11日 (日) 12:46
あぁ、ここにも「千葉」さん登場を喜んでいる方が!
うらやましいです~。
先にこっち読んじゃったから、スルーしちゃいました。
単行本はゲットしているので、再読したいと思います。
でもなんかこれを再読するのって、ちょっと勇気がいる…。
いやな自分と向かい合わなきゃいけない、みたいな気がします。
投稿: chiekoa | 2006年6月12日 (月) 17:01
chiekoaさん☆コメント&トラバありがとうございます。
実はわたし、エソラ1号で魔王だけは読んでいて、その時は千葉さんに気が付かなかったんです。(^_^;
だから2回目で千葉さんを発見したって訳です。
2回目は、確かにチトきつかったです。(^^ゞ
投稿: Roko | 2006年6月12日 (月) 21:36
Rokoさん、こんにちは♪
某死神さん出てましたねぇ~(笑)
伊坂さんがこの某死神さんをお気に入りなのかな?って、小説の本題とは違うことを思ってみたりで。
考えないで流されることの怖さ、考えすぎてしまうことの怖さの二つをかんじた作品です。
投稿: りーふい | 2006年9月18日 (月) 11:23
りーふいさん☆いらっしゃいませ
死神さんがあそこで出てくるとはねぇ!
流されてしまっているということに気づかずにいるって実に怖いです!
そんなことを考えさせられる内容でしたね。
投稿: Roko | 2006年9月18日 (月) 19:15