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『魔王』 伊坂幸太郎

魔王
魔王
posted with amazlet on 06.06.08
伊坂 幸太郎
講談社
 

 魔王と呼吸という2つの物語で構成されている。魔王は兄の物語、呼吸は弟の物語。

 犬飼が街頭演説をしているシーンを読んだとき、わたしの頭の中に浮かんだのは「デッド・ゾーン」。スティーブン・キング原作、デビット・クローネンバーグ監督の映画です。

 周りの人達は演説している犬飼の話に聞き入っているのだけど、自分だけは彼に違和感を感じてしまって。犬飼はきっと独裁者になると感じるんです。そして、それを阻止しなければという思いが深くなっていくってところがけっこう怖かったなぁ。

 この物語に登場する犬飼のような人物が本当に登場したら、日本はどうなっていくのだろう?本当に国のことを考えている政治家というのは、日本には存在しないのか?複雑な気持ちが心をよぎります。

 伊坂さんの文章だから、さらっと読めてしまうのだけど、テーマは重いなぁと思います。
 こういうことをみんな真面目に考えてる?と聞いてみたくなりました。

 歌曲「魔王」ってゲーテの詩でしたよね。「おとうさん、魔王がやってくるよ」と分かったのは子供だけだったけど、今の世界でも、魔王の足音を聞くことができるのは、ごく一部の人だけなのかもしれないということなんでしょうか?

 ところで、千葉さんが登場しましたね。ウーン、そこにか!ってビックリしちゃいました。

デッド・ゾーン〈上〉
デッド・ゾーン〈上〉
posted with amazlet on 06.06.09
スティーヴン・キング Stephen King
新潮社 (1987/05)

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日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

Roko さん、こんにちは。
本日も「砂漠」「パズル」「容疑者X」「いつかパラソル」をトラバさせていただきました。
「魔王」は本日の記事欄を見て、とっさに続けてトラバさせていただいたのですが、これだけが届くのって???。
ユーザーサポートの解答、届きましたら教えてください。

藍色さん☆トラバ&コメントありがとうございます。
せっかくトラバして頂いているのに、届いていないんです。(^_^;
なんでだろう?
理由が分かったらお知らせしますね。m(__)m

Rokoさん、こんにちわ。
これはガツンとやられました。
さらっと書いているし、腹話術なんて使って
軽やかにしちゃってますが、テーマは重いですよね。
考えさせられました。

juneさん☆ガツンですよ!
こうやって時々「考えろ!」って言われないと危機感を持てない自分に、反省しきりです。(^^ゞ

あぁ、ここにも「千葉」さん登場を喜んでいる方が!
うらやましいです~。
先にこっち読んじゃったから、スルーしちゃいました。
単行本はゲットしているので、再読したいと思います。
でもなんかこれを再読するのって、ちょっと勇気がいる…。
いやな自分と向かい合わなきゃいけない、みたいな気がします。

chiekoaさん☆コメント&トラバありがとうございます。
実はわたし、エソラ1号で魔王だけは読んでいて、その時は千葉さんに気が付かなかったんです。(^_^;
だから2回目で千葉さんを発見したって訳です。
2回目は、確かにチトきつかったです。(^^ゞ

Rokoさん、こんにちは♪
某死神さん出てましたねぇ~(笑)
伊坂さんがこの某死神さんをお気に入りなのかな?って、小説の本題とは違うことを思ってみたりで。
考えないで流されることの怖さ、考えすぎてしまうことの怖さの二つをかんじた作品です。

りーふいさん☆いらっしゃいませ
死神さんがあそこで出てくるとはねぇ!
流されてしまっているということに気づかずにいるって実に怖いです!
そんなことを考えさせられる内容でしたね。

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