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『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん

まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん
文藝春秋

 便利屋として地道(?)に働いていた多田くんが、高校生の時に同級生だったけど、一度も話をしたことがない行天くんに出会うところからストーリーが始まります。

 それにしても、便利屋さんって色んな仕事をするんですねぇ。お墓の掃除、引越、草むしり、犬の散歩、お見舞い、特別難しい事じゃないけど、時間がかかるから、面倒くさいから、お金を出して誰かにやってもらおうと思う人が世の中には沢山いるんだってことなんでしょうね。

 2人が巻き込まれる事件も面白いけど、一番面白いのは行天くんです。基本的に動くのが嫌いだし、いつもやる気がないし、しょうがないヤツなんだけど、時々見せるやる気が凄いんですよ。一緒にいるとかなり迷惑なんだけど、なぜか居候されることになってしまった多田くんの困り具合がいいんです。

 2人が事件に立ち向かう姿は IWGP とも重なるところがありますけど、ちょっと田舎っぽい感じが微笑ましかったです。

 2人とも心の中に重いものを背負っているところが時々出てくるんだけど、その真相は最後まで明らかになりませんでしたねぇ。人間誰しも、人に言えない何かを必ず持っているものだけど、それをどう処理していけるかが問題なんだよなぁってことを強く感じました。

 続編もあるのかなぁ?そこで2人にもう一度会いたいなぁって思うラストでした。

 しをんさんの直木賞受賞記念のインタビューを発見! → こちら

 紀伊国屋書店 Web Magagine の i feel に、しをんさんのエッセイが連載されてますよ。

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日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
行天の個性が面白いですよね~
それに振り回される多田。
このコンビの出てくる作品、もっと書いて欲しいですね。

エビノートさん☆トラバ&コメントありがとうございます
行天くんって謎が多くていいですね。(^o^)v
いい加減なようでいて真剣なところに惹かれてしまいました。

こんばんは。

行天、いい加減なんだけど、そして多田はすごく困っちゃってるんだけど、なぜか依頼された事はうまくいくんですよね。
私も続編があったらいいなぁって思います。

ななさん☆続編希望!
多田くんのへたれぶりも良かったですねぇ。(^_^)b
バスの運行状況を調べろって仕事をくれたおじさんから、また依頼が来るんでしょうか?(#^.^#)

いけてる男性の二人組み…どきどきしちゃいますよね!なんだか大盛り上がりしてしまった私です(笑)。続編いいですね~。この距離感のままで、どうかぜひ!

chiekoaさん☆こんばんは
>この距離感のままで
この、仲がいいんだか悪いんだか分からない距離感が魅力ですよね!

Rokoさん、こんばんは。
個性的な行天と、世話役(?)の多田。
それぞれのキャラクターと、奇妙なコンビネーションが魅力的でした。
続編、私も希望します。

藍色さん☆こんばんは
行天くんも多田くんも、まだまだ謎が残ってますよね。
是非ともその辺を知りたいものです。

Rokoさん~こんにちは!
お伺いするのが遅くなってしまってごめんなさい。
キャラが魅力的で楽しく読みました~。
続編どうなっているのかな?とそちらも楽しみです♪

TBうまくいかなかったので、またトライしてみますね。

リサさん☆こんにちは
続編が連載中なんですって?楽しみですねぇ。
TBは時々変なので、あんまり気にしないでくださいね。

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