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『読書の腕前』 岡崎武志

読書の腕前 (光文社新書 294)

 『教養』とはつまるところ「自分ひとりでも時間をつぶせる」ということだ。それは一朝一夕にできることではない。働き蜂達の最後の戦いは、膨大な時間との孤独な戦いである。~ 中略 ~ 「自分ひとりでもうまく時間をつぶせる」人のことを、「孤独な人」とは言わない。なぜなら、その人の時間はきわめて充実しているからだ。私はつまるところ、「孤独」を克服し、たったひとりで自分の内面を深めるのは「読書」以外にない、と考えている。(本文より)

 本を読まない人は「本を読む時間がない」というけれど、本を読む人はどんな隙間時間にも本を読みます。通勤電車の中、待ち合わせの時間、エレベータやエスカレーターに乗っているわずかな時間でも、とにかく読みます!どうしてそこまでして?という状況でも読み続けるのです。時間がない人ほど、なんとかして読書時間を捻出し、それこそ寝食を惜しんで本を読むのです。

 何故そこまでして本を読むのかと言えば、それは楽しいからとしか言えません。この本が面白いから、そして次に控えている本が面白そうだから、本を次々と読み続けます。あるレベルを超した読書家は、それは間違いなく中毒です。読書中毒、読書マニア、読書オタク、どう呼ばれたって構いはしません。本を読む快感はエンドレスなんですから。

 わたし電車の中で寝てしまって乗り越したことはありませんが、本に夢中になってしまって乗り越したことは何度もあります。(^^ゞ 電車で本を読めるから、会社に通えているのかもしれません。

 それと、電車を降りたタイミングで本を閉じるのがイヤで、ホームのベンチに座って続きを読むことが時々あります。(これは植草甚一さんもやってたそうです。)わざと乗り越して、折り返して来たこともあります。そこまでして読書時間を確保したくなるような本との出逢いを、もっともっとしたいなぁ!

 岡崎さんがこの本の中で書かれていた「本を読むことによって、自分の無知さを知る」という点は、わたしも同感です。「世の中にはこんな事があるんだ!」、「昔、こんな人がいたんだ!」「こういう理由があって、今はそうなっているのか!」と自分の知らない世界が拡がっていくのは快感です。

 「世の中の殆どのことを自分は知らないのだ!」と確認できることは本当に素晴らしいと思います。自分が知っていることだけで小さく凝り固まって生きていくなんて、なんてつまらないんだろうと思うのです。知識が拡がるにつれて、心も広がっていくのだと、わたしは信じています。

 読書を始めたばかりの頃には、何を読んでいいのか分からないという時期もあったけど、ある一線を越えたところからは、読みたい本のリストがどんどん増えてきます。最初に作ったリストをクリアする頃には、次のリストができていて、結局リストを制覇することはできません。

 小説であろうと、実用書であろうと、本を読むのは楽しいものです。タマには楽しくない読書になることもありますけど、そういうときには「この本とは縁がなかったんだ」と思うことにしています。人との出逢いも、本との出会いも、相性ですからね!(#^.^#)

 映画やテレビのような媒体とは違って、本を読むには自分の想像力が必要になります。自分の想像の翼に乗れば、何処にでも行けるし、どの時代にだって行けるのです。「どこでもドア」や「タイムマシン」を手に入れたも同然なのです。いつでも何処でも旅人になれるし、知らない誰かの人生を生きることもできるのです。

 こうやって書いているうちに、わたし自身の読書というものに対する思い入れが増してきたような気がします。益々本が読みたくなってきました。岡崎さんのような達人を目指して、読書の腕前を少しでも上げていきたいものです!

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コメント

こんばんは、Rokoさん。
ホームのベンチでは、いつも読んでいます。
あと少しとか、丁度区切りまでとか、
この本は、本読みする人にはいい本ですね。

モンガさん☆おはようございます
ホント、「本好きすべての人に捧げたい!」と言える本でした。
駅のホームのベンチっていいですよね!(#^.^#)

Rokoさん、こんにちは~。
うふふ、Rokoさんの本に対する愛情が
ひしひしと伝わってきますね!
私も自分が中毒なので、
本に対する思い入れが強い文章を読むと
なんだか無性に嬉しくなっちゃうんですよ。
ほんと、これからもどんどん本を読んで
読書の腕前を上げていきたいものですね♪

四季さん☆おはようございます
読書って一生続けられるし、どこでもできるし、いい趣味ですよね。(読書中毒者的自画自賛かな?)
どんなに頑張っても終わりのない迷宮とも言えるけど、やっぱり楽しいです。(#^.^#)
読書の腕前をみんなで競い合いたいですね。

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