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『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』 吉田篤弘

針がとぶ Goodbye Porkpie Hat
吉田 篤弘
新潮社

針がとぶ
 柚利子伯母のようになりたいと、私はいつも思っていた。その伯母が亡くなって、家の整理をすることになった。でも、なかなか片付けることができない。伯母との思い出がありすぎて。

金曜日の本
 私の仕事はホテルのクローク係。月曜から金曜まで働いている。金曜の仕事が終わって、さぁ帰ろうと思ったら、クロークルームにコートが一枚残っていることに気が付いた。

月と6月と観覧車
 私達5人は遊園地の駐車場でバイトをしていた。でも、ものすごくヒマだった。だから毎日とりとめもない話を続けていた。

パスパルトゥ
 ロングスリーブスという町で、私は家を借りた。生活に必要なものは雑貨屋が持って来るという。やって来た雑貨屋の名前はパスパルトゥ。注文すると、どんなものでも持ってくる。

少しだけ海の見えるところ
 毎日の自分の行動を少しだけ日記に書いてみる。

路地裏の小さな猿
 ショートスリーブ半島に来て、かれこれ2ヶ月が過ぎた。<半袖半島>など、まるで冗談のような名だが、いまはなき銀座の「イエナ」で購入した地図には、その名がしっかり記載されている。

最後から2番目の晩餐
 聞き覚えのある声と、かすかに見える顔とを照合すると、その人は「自転車修理人」兼「鳥博士」兼「雑貨店店主」ではないかと思われた。

 一番好きなストーリーは「パスパルトゥ」でした。どこか遠い国の、ふと気になった町での暮らしって、憧れちゃいます。ロングスリーブの町ってどんな所なんでしょう?自転車で回るには大変そうだけど、行ってみたいなぁ!

 そして、『いまはなき銀座の「イエナ」』というフレーズにシビれてしまいました。あの店には外国の本の空気を吸いに行っていたような気がします。あの雰囲気も吉田さんの小説の素になってるんだろうなぁ!

801冊目

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日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事

コメント

おひさしぶりです♪
『ラッシュライフ』でおジャマしたつたまるです★

じつは、
『針が飛ぶ』大好きなのです(* ̄∇ ̄*)

読んだあと、
心がほわほわわ~んってなったのです。

あたしにとって、これが吉田作品第1号。
もう1回読みたくなったなぁ♪

つたまるさん☆おひさ~
吉田さんの独特の世界観が心地よいですねぇ!
他の本も読みたくなりました。

Rokoさん、こんにちは。
この本の作品、どれもこれも大好きでした。
それぞれがそれぞれにいい味出してますよね。
吉田さんの小説はまだまだ未読作品があるので、
これから読まねば!と思っております。

ましろさん☆こんばんは
吉田さんの作品も、クラフトエヴィング商會の作品もいいですよね。
わたしも未読の本がまだまだあるので、楽しみが沢山残っていて嬉しいです。(#^.^#)

こんばんは、Rokoさん。
吉田さんの不思議な世界・空間ですね。
どこから、あの世界が形成されるのか。
心地よい世界です。

モンガさん☆おはようございます。
不思議な世界観がある方ですよね。
ページを開くたびに違う世界が広がって、いいですねぇ!

ついに、2度目を読みました★
たぶん、3度目読んでも心地良いんだろうな~♪

「またタノ」にアップしましたので、
よろしくお願いスマイル!!(* ̄∇ ̄*)

つたまるさん☆こんばんは
ステキな物語って、読むほどに違う発見があるんじゃないかしら?
どうですか、つたまるさん!

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» 針がとぶ Goodbye Porkpie Hat [まっしろな気持ち]
 記憶は人知れず繋がってゆく。わたしがたぐり寄せずとも。ときに誰かの記憶を呼びながら。あるいは、確かな執着を持って。まだ見ぬ誰かを待ち焦がれるがごとく。いつしか。いつからか。いついつまでも。吉田篤弘著『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』(新潮社)には、そんな思いを抱かせる7つの物語が収録されている。それ... [続きを読む]

» 針がとぶ   吉田 篤弘 [モンガの独り言 読書日記通信]
針がとぶ Goodbye Porkpie Hat 吉田 篤弘 78 ★★★☆☆ 【針がとぶ】 吉田篤弘 著  新潮社 《いくつもの物語、いくつもの世界があってそこに入る。》  ちょっと不思議な作品だ。  今まで読んだことがない感覚の本だ。静かななかにも何かが残る、それは何んだろうか。わたしは嫌いでなく好きの部類に入る本です。  月 日  言葉はいつでもそのあたりに流動していて、それがとつぜんある日こちらに宿ってくる。こちらはホテルのようなもので、向こうが客人。こち... [続きを読む]

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