『メールオーダーはできません』 レスリー・メイヤー
ルーシーは通信販売会社の夜間電話オペレータとして働いています。クリスマスまであと10日というある夜、眠気覚ましに冷たい空気でも吸おうかと駐車場に出た彼女は、自分が働く会社の社長が車の中で死んでいるのを発見してしったのです。
メイン州にある通販会社といえばL.L.Bean 社を思い浮かべますが、この物語に何度も登場するカントリーカズンズ社の創立者の祖父はとまたいとこなんだそうです。(#^.^#)
広いアメリカですから、東の端にあるメイン州が深夜になっても、西海岸ではまだ夕食後の時間ですから、カタログ片手に電話注文してくる人がかなりいそうです。それもクリスマス直前となれば、急いで注文したい人からの電話が殺到するのでしょう。
この物語は一応ミステリーですが、ミステリー色は余り強くありません。90%くらいはメイン州に住む普通の家族のクリスマスの過ごし方についての話なんです。
クリスマスに食べるクッキーを焼いて、ご近所の人達と交換会をするとか、家族全員でツリーの飾り付けをするとか、当日はどんな風に過ごすのかなど、アメリカの東部ならではの、この季節の過ごし方の描写がなかなか楽しいんです。
第一発見者となったルーシーが段々と事件に巻き込まれていくのですが、これが以外とのんびりしていて、なかなか事件の核心に迫っていかないところが、ある意味魅力なのかもしれません。
家事もしなくっちゃ!クリスマスの用意をしなくっちゃ!仕事もあるし、クリスマスには両親が家にやってくるし、子供はいうことを聞かないし、でも事件も気になる!
この本が第1作となる「ルーシー・ストーン」シリーズは、現在14作目まで出版されているのだそうです。こんな、のんびりムードのミステリーがアメリカでは受けているということは、ルーシーと同じような女性読者が多いからなのでしょうか?
刺激の少ないミステリーがお好みだったら、是非読んでみて下さい。
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コメント
刺激の少ないミステリーって??
それでも十分ミステリアスなのかな??
よくわからないけれど、メイン州っていうところに惹かれます。
投稿: ゆみりんこ | 2007年12月 1日 (土) 22:45
ゆみりんこさん☆こんばんは
実はわたし、メイン州に惹かれて読んだんです。(^^ゞ
ホームドラマとして楽しんだような気がするけど、まぁいいか?
投稿: Roko | 2007年12月 2日 (日) 00:05