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『高学歴ワーキングプア』 水月昭道

高学歴ワーキングプア
水月 昭道
光文社

 就職難の時代だと言われています。逆に人手不足の時代とも言われています。どちらも本当なのです。学校を卒業したばかりの人にとっては就職難であり、あるレベルの人間を欲しい会社にとっては人材不足なのです。

 終身雇用が当たり前だったころは、何も分からない新卒者を丁寧に育ててくれる会社がたくさんありました。会社で給料をもらいながら勉強するという環境があったのです。でも、現在の会社にはそんな余力がありません。一握りの社員が大勢の外注や派遣を使い、いかにコストを下げるのかに必死なのです。

 だから新卒者にとっては就職難は続きます。そんな大学生に、大学は「大学院へ行く」という選択肢もあるんだよ」と誘ってきます。「もう少し勉強してから、もう一度就職を考えればいいじゃないか」という気持になるのも分かる気がします。

 でも、大学院を出たからといって、就職しやすくなるわけではありません。むしろ歳をとってしまう分、仕事は見つけにくくなってしまいます。大学に職員として残れるわけでもなく、就職できるわけでもなく、気がついたらフリーターという高学歴者が増えてしまうのです。

 こういうパターンというのは、別に最近始まったわけではありません。ずっと前からそうだったのだけど、それを世間に向かって発言する人がいなかったというだけなんですよね。

 大学院って何のためにあるんでしょう?学生が勉強するために存在するもののはずなのに、実際は学校の金儲けのネタでしかないのか?と思えて仕方ないのです。

826冊目(今年9冊目)

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itchy1976の日記

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新書」カテゴリの記事

コメント

Rokoさんて、
意外と新書好きなのね~(* ̄∇ ̄*)

大学院。
あたしにゃお金なかったし、
恩師の教授があたしの卒業と同時に定年退職しちゃったから、
選択肢になかったなぁ♪

いまになっては、
学びたいこと、質問したいこといっぱいあるけどね♪

つたまるさん☆おはようございます。
一度社会人になってから大学へ戻るって、日本では難しいですよね。
別に学校へ行かなくったって、勉強はできるけど。
でも、本当に勉強したい人のために、学校は存在してほしいなぁって思います。

就職がなくて大学院へいくっていうのはずいぶん贅沢な選択のような気がします。
大学院というのは、大学で勉強したことをさらに研究して、博士号や修士号をとるためのものだとおもっていたので私にとっては大学だけで充分でした。

学校でたら働いて稼がなきゃっていうのはあたりまえのことではなくなっているのかな?
コストを下げることばかり考える会社の体質も考え直さなきゃね。

ゆみさん☆こんばんは
「学校でたら稼がなきゃ」ってのはモチロンだし、「こういう仕事をしたいからこの学校のこの学科」という選択をするものだと、あたしゃ思うんですけどね!
そういうことを考えないで大学へ入っちゃったこと自体が問題なのかも?とも思えてきます。

Rokoさんこんばんは。私ったらハンドルネームをゆみでかいちゃった。失礼!
ゆみで書いたコメントのつづきです。
大学で勉強したこと=会社の仕事だったらそりゃもう理想的かもしれないけれど、今の大学生のうち、大学での勉強を楽しんでいる人がどれだけいるんだろう?ということも考えてしまいます。
これもまた私事ですが、私は大学で勉強したことは大学で完結でした。社会にでてそれを仕事にしようなんておもわなくなってしまったんです。(学校に通っている間にね)
その代わり、大学での勉強は思いっきり楽しませていただきました。(これは趣味の世界といってもいいくらいです)
でもそんな風に勉強を楽しんでいるとも思えない、学生生活そのものだけが楽しいという学生が多いのだと思います。思いっきり勉強したら、そのあとは「稼ぐ」というのも即物的なのかもしれませんけれど、稼がなくてもいいということは、裕福なのかな?としか思えません。

ゆみりんこさん☆
今の子たちって親離れしてないですからねぇ!
文句言いつつも、家賃を払わずに済む実家に留まりっ放しの人(それも、結構いい歳で)が多くてビックリしちゃいます。
そして、それを認めてしまう親の責任も重いですよね。
会社に務めた経験もなく、嫁にもいかず、50数年生きてきたという知人(お父さんは地主です)がいますが、そういう生き方ってどうよ?と思ってしまいます。
一生働かなくても困らない人なら構いませんけどね~!!

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 かっては、優秀な人の将来性を表す言葉として、「末は博士か大臣か」という言葉があったが、今や完全に死語と化してしまっている。  私が学生の頃は、理工系でも博士課程に進むものは少なかった。その一番の理由は、就職の間口が極端に狭くなるからだ。理工系の場合は....... [続きを読む]

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