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『ピアノはなぜ黒いのか』 斎藤信哉

 「ピアノはなぜ黒いのか」という疑問、今まで一度も考えたことがありませんでした。TVやコンサート会場では白いピアノとか、透明のピアノを見たことがありますが、家庭や学校で見るのはいつも黒ばかりだったので、そんなものかなぁって思ってました。

 でも、よく考えてみれば、黒である必要はないんですよね。ピアノのボディは木でできているのですから、バイオリンやギターのように木目であったり、他の色であったりしても構わないはずなのに、何故か日本のピアノは黒ばかりです。

 これはピアノメーカーが大量生産をするのに便利なので、ピアノのボディを黒く塗装をしたからだったんだそうです。だから、ピアノが黒いのは日本だけの常識なんですって。そういえば、西部劇の酒場で登場するアップライト・ピアノって茶色でしたね。

Summer_ph1  スタンウェイのHPを見てみたら、ホントにビックリでした。何色でもいいんですね、ピアノって!

 思い込みって怖いなぁ。

 現在のピアノの鍵盤のストロークは約10mmなんだそうですが、モーツァルトの時代の鍵盤のストロークは現在の半分くらいだったんだそうです。ピアノ自体もかなり小ぶり(映画「アマデウス」を見るとよく分かります)で、だからこそあんなに軽やかな音楽が作れたのではないかと著者の斎藤さんはおっしゃってます。

 日本でピアノといえば、ほとんどがヤマハはカワイです。でもヨーロッパには、小さなピアノ・メーカーがたくさんあるんだそうです。それぞれが独自の方法で制作しているので、聴き比べてみると音が全く違うのだそうです。

 わたしは高校時代にブラスバンド部に在籍していたので、管楽器の音の差にはいつもビックリしていたのですが、ピアノでもそうだったんですね。アコースティックな楽器である以上、それは当り前なことなんだけど、これまでそんなことを考えたことがありませんでした。

 これもまた、「ピアノの音ってこういうものだ」という先入観がわたしの中にあったということなんだなぁ!今度楽器屋さんを覗く機会があったら、ちょっと音を聞かせてもらおうと思います。音楽好きとしては、こういうことって大事な発見です。

829冊目(今年12冊目)

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コメント

あたしが昔作った俳句紹介★


○電線は生真面目なりて常に黒

なるほろ、ピアノも生真面目だ(* ̄∇ ̄*)

つたまるさん☆ピアノも生真面目なのかぁ!
ピアノは黒、タクシーは4ドア、なんて勝手に思い込んでいることってたくさんあるんだろうなぁ!

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