« NBA Final 第一戦 James Taylor アメリカ国歌を歌う | トップページ | 『くちぶえサンドイッチ』 松浦弥太郎 »

『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』 小路幸也

 LOVEだねぇ~。

 東京バンドスタンドという古本屋さんとカフェをやっている堀田家の皆さん、今回は2人の赤ちゃんも増えて、ますます賑やかですね。

 堀田家の家訓「食事は家族全員で食べること」って、とっても羨ましいです。質素な食事でも、大勢でワイワイ言いながら食べたら絶対に美味しいよねぇ!

 家族それぞれが個性的で、でもお互いを尊重し合っていて、こういうのって案外できそうでできないことですよ。

 おじいさんの勘一さんは、口は悪いけど心は優しくて、嫌な客には本を売らずに説教しちゃう!これぞチャキチャキの江戸っ子ですねぇ。

 お父さんの我南人さんはミュージシャンで、すぐにどこかへいなくなっちゃうんだけど、肝心な時になるとちゃんと現われて「Loveだねぇ~」って言うのね。このセリフが出ると、「我南人さん、カッコいい~!」って声をかけたくなっちゃう。

 今回のタイトル、「スタンド・バイ・ミー」は、「そばにいて欲しい」 って意味ですよね。この本に納められた4つのストーリーはいずれも、愛する人にそばにいて欲しいという気持ちが溢れていました。

 人間は家族であろうと、なかろうと、みんな助け合って生きているんですもの、お互いを愛する気持ち、いたわる気持ち、尊重し合う気持ちってのが大事ですよね。

 自殺しようとしていた女の子に向かって、我南人さんが歌った「ヘイ・ジュード」はきっと愛に溢れた歌声だったんでしょうねぇ。彼の歌を聞いてみたいなぁ。

 このシリーズは、まだまだ続きそうですね。次回作も楽しみ~!

 Stand by me のオリジナルは Ben E. King ですが、わたしは John Lennon が歌っている方を先に聞いちゃったので、John の方が好きだなぁ~。

スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫) 映画の Stand by me も良かったですね。

 ガキ大将の Cris が大好きでした。
 彼のその後の話が、演じていた River Phoenix の運命を予告していたようで悲しかったです。

 この映画の原作である、スティーブン・キングの小説もお勧めです!

 888冊目(今年71冊目)☆☆☆☆☆

トラックバック先
粋な提案
活字の砂漠で溺れたい
まったり読書日記
コンパス・ローズ
ナナメモ
本のある生活
今日何読んだ?どうだった?
+++こんな一冊+++

Hey Jude って Love が溢れてるよねぇ!

|

« NBA Final 第一戦 James Taylor アメリカ国歌を歌う | トップページ | 『くちぶえサンドイッチ』 松浦弥太郎 »

02 日本の作家 か行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
登場人物が良い感じに増えてますね。
今回のタイトルの意味、「そばにいて欲しい」がしっかり息づいていました。
我南人さんの「ヘイ・ジュード」、ず~っと歌い続けてたんでしょうね。聞いてみたいです。
そうそう!映画の Stand by me 、この話題書き忘れてました!(元、映画研究会なのに…とほほ)。
Rokoさんが書いてくださって、安心しました。
四人の友情がよかったですよね。

投稿: 藍色 | 2008年6月11日 (水) 00:39

藍色さん☆こんばんは
我南人さんは神出鬼没でしたね~
とぼけたふりしてるけど、細かい気遣いなのは、堀田家の血筋なのかなぁ?
映画のことも、ついつい思い出しちゃいました。
夏休みになると、また見たくなるんですよ。(*^_^*)

投稿: Roko | 2008年6月11日 (水) 23:15

Rokoさん こんばんは
スタンド・バイ・ミーといえば私的にもジョン・レノン、そして我南人の「ヘイ・ジュード」聞いてみたいなあ~ 笑

投稿: yori | 2008年6月11日 (水) 23:22

yoriさん☆こんばんは
Beatles好きにとって、ニヤニヤするポイントが結構ありますよね。
次回作のタイトルも楽しみです。(^o^)/

投稿: Roko | 2008年6月12日 (木) 00:07

タイトルはBeatlesの曲名かな?とは思ったんですけど、その意味まで思い浮かべませんでした。
なるほど「そばにいて欲しい」という意味だったんですね。
3作目にピッタリはまっているタイトルだなぁと改めてニッコリ。
堀田家の元気な姿を今年も読めて大満足です。もう次が楽しみですね~。

投稿: エビノート | 2008年6月13日 (金) 22:32

エビノートさん☆こんばんは
Stand by me は John のソロなんですけどね。(^^ゞ
堀田家の皆さんの朝ごはんシーンは、いつも楽しいですね。
こういうのいいなぁ!
次回作も楽しみだけど、それぞれの別の面を描いた作品も書いてもらいたいなぁと思います。

投稿: Roko | 2008年6月13日 (金) 23:28

Rokoさん、こんばんは。
そばにいて欲しい!
ほんとうだ、そんな思いが読み取れますね、今回の作品。
ますます賑やかな堀田家の食卓が楽しそうで羨ましいです。
映画もありましたね!
彼には大人の役も演じて欲しかった。残念です。

投稿: 雪芽 | 2008年6月14日 (土) 23:00

雪芽さん☆こんばんは
次回もまた登場人物が増えそうだから、相関図と家の見取図をまた付けて欲しいですね。
益々賑やかになりそうな堀田家が大好きです。

投稿: Roko | 2008年6月15日 (日) 00:01

サブタイトル「そばにいて欲しい」なるほどな~って思いました。
食事の会話、いつも誰かがいる状態。
すごく羨ましいです。

私も映画を思い出し、リバー・フェニックスの事考えました。

投稿: なな | 2008年6月26日 (木) 21:48

ななさん☆いいですよねぇ!
バラバラのようでいて、ちゃんとみんなの気持ちが一つにまとまっている堀田家のみなさん、ステキですねぇ。
今の時代に必要なのは、こういう温かい家庭の存在なんだなぁって思います。

投稿: Roko | 2008年6月26日 (木) 23:43

我南人の「ヘイ・ジュード」、LOVEがあふれてたんでしょうね。
私も聞いてみたいです。
そして、言われてみるとこの4編「そばにいてほしい」というサブタイトルとぴったりですね。
いつでも誰かがそばにいてくれる堀田家。
うっとおしいこともあるだろうけれど、それでもいいなぁって思います。

投稿: june | 2008年7月 5日 (土) 00:00

juneさん☆こんばんは
普段うっとおしいなんて思うことがあっても、いざいなくなってみると、案外さみしかったりするんですよね。
堀田家の賑やかさは、とっても羨ましいです。

投稿: Roko | 2008年7月 5日 (土) 01:01

わたしもリバー・フェニックス大好きだったんですよねぇ…ううう。

って内容と全然違う方向に行きそうなんで仕切り直して、と。
Rokoさんに言われるまで、副題の意味を全然考えてませんでした!なるほど…深いです。
いつもいつも我南人がいいとこもってっちゃうなあと思ってましたが、今回はあの人が!って感じでした。っていうかやっぱりかっこよすぎですよねぇ?

投稿: まみみ | 2008年7月11日 (金) 08:26

まみみさん☆こんばんは
あの人、次回は引っ越してくるのかなぁ?
でも、わたしは我南人さんのファンです!

投稿: Roko | 2008年7月11日 (金) 22:04

我南人、相変わらずふらふらしながらも前作以上に締めるところは締めていましたね。
すずみさんも大活躍でした。
どんどん増える登場人物たちがそれぞれみんな大事な役割を持っていて、全員で堀田家を作っているのがよく判りました。
世代交代も順調にいきつつあって、これが家の歴史というものなのだなぁとしみじみ思います。

投稿: ふらっと | 2008年9月 1日 (月) 06:54

ふらっとさん☆こんばんは
大家族って魅力的ですね!
大勢いるからこその温かさとパワーを感じてしまいます。
今の日本に欠けているのは、こういうものなのかなぁって思います。

投稿: Roko | 2008年9月 1日 (月) 19:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153166/41488859

この記事へのトラックバック一覧です: 『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』 小路幸也:

» スタンド・バイ・ミー東京バンドワゴン 小路幸也 [粋な提案]
スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン 東京下町の古本屋&カフェ、東京バンドワゴンシリーズ三作目。店主の勘一、伝説のロッカー我南人、... [続きを読む]

受信: 2008年6月11日 (水) 00:39

» 愛しのマンネリズム [活字の砂漠で溺れたい]
マンネリズムという言葉は、 どちらかといえばネガティブに使われる、 ことが多いような気がする。 しかし、良い意味でのマンネリズムもまた、 小説の世界には明らかに存在する。 忘れ行く昭和、薄れていく記憶、 家族が家族であった、あの時代。 小路幸也さんの....... [続きを読む]

受信: 2008年6月11日 (水) 23:17

» スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン 〔小路 幸也〕 [まったり読書日記]
スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン小路 幸也 集英社 2008-04売り上げランキング : 7161おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ 大人気の東京バンドワゴンシリーズ第3弾! 古本屋を営む平成の大家族が、古本と共に持ち込まれる事件の数々を家訓に...... [続きを読む]

受信: 2008年6月13日 (金) 22:25

» 「スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン」 小路 幸也 [コンパス・ローズ  compass rose]
[続きを読む]

受信: 2008年6月14日 (土) 22:48

» 「スタンド・バイ・ミー」小路幸也 [ナナメモ]
スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン 小路 幸也 JUGEMテーマ:読書 明治18年に創業した「東京バンドワゴン」を営む堀田家は4世代12人という大家族だ。3代目店主は80歳を迎えてなおエネルギッシュな勘一。息子の我南人(がなと)は60歳の伝説のロッカー。我南人の子供である藍子、紺、青は3人とも結婚して同居しており、第1作では2人だった勘一のひ孫は4人に増えた。シリーズ3作目。秋から次の夏までの4つの物語。 裏表紙に家の見取り図があります。そしてページを開くと家系図が。だいぶ助... [続きを読む]

受信: 2008年6月26日 (木) 21:46

» 「スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン」小路幸也 [本のある生活]
スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン 角田さんの「マザコン」を読んで、母と子とか家族とかシビアに考えてしまった後にこの本です。図書館の返却期限の関係なのですが、うまく頭が切り替えられなくて、これだけ毎日みんなが顔を突き合わせてたら絶対うっとおしいはず....... [続きを読む]

受信: 2008年7月 4日 (金) 23:33

» 「スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン」 小路幸也 [今日何読んだ?どうだった??]
スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン小路 幸也集英社 2008-04売り上げランキング : 7973Amazonで詳しく見る by G-Tools 出版社 / 著者からの内容紹介 大人気の東京バンドワゴンシリーズ第3弾! 古本屋を営む平成の大家族が、古本と共に持ち込まれる事件の数々を家訓に従い解決する、涙と笑いのラブ&ピース物語。今回は、あの昭和のスターが愛のために奔走する!? ますます元気な第3弾! ... [続きを読む]

受信: 2008年7月11日 (金) 08:23

« NBA Final 第一戦 James Taylor アメリカ国歌を歌う | トップページ | 『くちぶえサンドイッチ』 松浦弥太郎 »