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『バナナは皮を食う - 暮しの手帖 昭和の「食」ベストエッセイ集』 檀ふみ選

 暮しの手帖 昭和23年9月発行の創刊号から昭和32年の第38号までに掲載されたもの中から選ばれた「食」に関するエッセイが、この本の中にたくさん詰め込まれています。

 まずは、タイトルになっているバナナの件について。普段わたしたちが皮だと思ってむいている部分が外皮で、食べている部分が内皮なんですって。そして、バナナには種ができません。食べる部分にポツポツと見える黒い部分が種のなごりなのだそうです。

 小説家、画家、映画監督、詩人、職業は様々なれど、食べるものに対する熱い気持ちを文章にすると、その人となりが見事に出てくるのですね。

 豪勢な食事ももちろん楽しいけれど、歳を経ていくにつれてみんな同じ方向へ向いて行ってしまうのは何故なのでしょう?

 おにぎり、お結び、握り飯、呼び方はいろいろあるけれど、一番おいしいのはお母さんが握ってくれたのなんですよね。

 この頃はコンビニのおにぎりが、おにぎりのスタンダードになってしまってますが、ああいう型で作ったものじゃなく、人の手で握ったものの方が美味しいのにね。衛生的だとか、大きさが揃うとか、そういう理屈が優先してしまうようじゃいけないなぁ。

 ごはんがまだ熱いうちに、塩だけ付けて握った「塩にぎり」。冷えちゃったごはんを握って、醤油をつけて焼いた「焼きおにぎり」。ワカメや高菜の刻んだのや、ふりかけのおにぎりもおいしいなぁ!

 この本を読んでいるうちに、すき焼きも、ビフテキもいいけれど、おいしいごはんと、味噌汁と、漬物という組み合わせには到底かなわないなぁって思えてきました。

 わたしは何を食べてもおいしいと感じる幸せな人間なもので、特別なごちそうはいらないんです。海苔と卵と納豆があれば、ごはん3膳いけちゃうもんなぁ!野沢菜とか山ごぼうとかとろろ芋とか、辛子明太子とか、どれもいいですねぇ。

 今日は、日曜日に6個100円で買ってきたアボガドをごはんに乗せて食べました。ああ、これもおいしい!

979冊目(今年14冊目)☆☆☆☆

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コメント

おおっ!?
この本、某サイトで見て読んでみたかったんですよね。ますます読んでみたくなりました。

ps.6個100円のアボカドは安い!

yomikakiさん☆こんばんは
野村胡堂、平塚らいてう、井伏鱒二、等々もの凄い方々の食に関するエッセイが、どれも面白いんです!
食べ物って、それぞれに思い入れがあるからなんでしょうかね?
亀戸に、食べ頃を過ぎそうな果物を叩き売ってくれる八百屋さんがありまして、そこで一山100円のアボガドが出るとへへへと買ってくるのです。

Rokoさん^^こんばんは。
そうそうたるメンバーでしたよね…最後の奥付のところ見るまで誰だかわからない人もいましたが、それはわたしに知識がないからです^^;
わたしもRokoさんと同じく何食べてもおいしいと感じられる幸せ者なんですが、この本を読んで一番食べたくなったのは母の作るおにぎりでした。

アボカドごはんもおいしそうです!今度試してみますね。

まみみさん☆こんばんは
ホントに凄いメンバーでしたよね!
アボガドとお醤油って、どうしてあんなに合うのかしら~といつも感動しながら食べてます。
このあいだ、半分に切ってラップをかけ、お弁当に持って行ったら、みんなにビックリされてしまいました。(^^ゞ

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バナナは皮を食う―暮しの手帖 昭和の「食」ベストエッセイ集暮しの手帖書籍編集部 暮しの手帖社 2008-12売り上げランキング : 14596Amazonで詳しく見る by G-Tools 内容説明 『暮しの手帖』創刊号(昭和23年)から第1世紀38号(昭和32年)までに掲載された「食」に関するエッセイを選んで紹介。平塚らいてう、木下順ニ、サトウ・ハチローなど、多数の著名人が、食生活や料理についてつづる。... [続きを読む]

» バナナは皮を食う [とつぜんブログ]
暮しの手帖書籍編集部編 壇ふみ選        暮しの手帖社  昭和時代に雑誌「暮しの手帖」が掲載した、「食」に関するエッセイを、女優でエッセイストの壇ふみさんが選んでまとめた本。この本のサブタイトルは「暮しの手帖 昭和の『食』ベストエッセイ集」となっている。  執筆者は扇谷正造、牧野富太郎、野村胡堂、坂口安吾、海音寺潮五郎といったエライ人たち。作家、詩人、画家、映画監督、実業家、学者、政治家などという功なり名を遂げた人ばかり。 「暮しの手帖」といえば、名編集者花森安治が創りあげた、日本を代表す... [続きを読む]

» バナナは皮を食う [読書発電所Annex]
なんじゃそれ?と思うようなタイトルですが、この本は暮らしの手帖に掲載された食に関 [続きを読む]

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