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『タイムマシンのつくり方』 広瀬正

タイムマシンのつくり方

 昨年復刊された広瀬正さんの小説全集も、ついに最後の6冊目になってしまいました。この本には、昭和36~40年に書かれた短編のほとんどが収録されています。

 今回の解説は筒井康隆さんです。SFがまだまともな文学だと認められていなかった時代、どんなに素晴らしい小説を書いても出版されることのない時代、そんな中からやっと直木賞候補まで行ったのに、結局正当に認められることはなかったという点を力説されています。

 この本に収められた作品には、いろんなタイムマシンが登場します。それをどう使おうかと、みんないろんな知恵を絞りますが、なかなか上手くいきませんね。ある時点で小石を1つ拾っただけでも歴史は変わってしまうと言われてもねぇ。

 タイムマシンという言葉には、不思議な魅力があります。過去へ戻ってやり直したいことはいろいろあるし、未来を見てみたいという気持ちももちろんあるしね。どちらへ行くにしても、歴史を変えちゃいけないというお約束を知りつつも、きっと何かをしちゃうんだろうなぁって思います。(*^_^*)

 広瀬さんが残した作品もタイムマシンです。そこに描かれた風景は、いつでも新鮮なままです。また、時々読み直してみようと思います。

987冊目(今年22冊目)

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コメント

Rokoさん こんばんは
ちょっと前の記事へのコメントですが、気になっていた記事なので御容赦を 笑
この本はチェックですね!!!
埋もれた良い本を復刻するというのは出版社、編集者の大切な仕事だと思います。世知辛いこんなご時世だからこそ、埋もれた素敵な作品を、たくさん世の中に復刻して欲しいものだと思います。

yoriさん☆こんばんは
広瀬さんの作品を最初に読んだのは1982年でした。その時にも凄いと思ったけど、復刊されて再読してみたら、やっぱり凄かったです。
特別な作家以外は、亡くなってしまうと作品も消えてしまうことが多いのは、本当に残念なことです。
この復刊を機会に、一人でも多くの方に広瀬作品を知って欲しいと思います。

Rokoさんへ
とうとう読み終わってしまいました。今までタイムマシンといえば「タイムパラドックス」が有名ですが、広瀬さんの視点はすごく新鮮でした。

>広瀬さんが残した作品もタイムマシンです
確かにそうですね。だから読み返したくなるのでしょうね。

日月さん☆おはようございます
広瀬さんはSF作家としてだけでなく、ストーリーテラーとして本当に素晴らしい方だと思います。
これからも、何度も読み返していきたいですねぇ。(*^^)v

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