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『ソーネチカ』 リュドミラ・ウリツカヤ

ソーネチカ (新潮クレスト・ブックス)
リュドミラ ウリツカヤ
新潮社

 7歳のときから27歳になるまで、まる20年間というもの、ソーネチカはほぼのべつまくなしに読書してきた。まるで、ふっと気を失うときのように、ふっと本の世界にはいりこむと、最後のページを読み終わるまでずっとその状態から抜けられなかった。

 とにかく本を読むことが好きなソーネチカさん。図書館の地下の倉庫で働くという、実に幸せな仕事をしていました。

 友達と遊ぶことや、家族との団らんよりも、本と暮らすことを第一に考えているという彼女の生活って、普通の女の子としては変かも知れないけれど、読書好きにとっては理解できる生き方ですね。

 そんな彼女にプロポーズした男性が現れた所から、彼女の生活は全く違うものになっていきます。それまでの夢見るような毎日は、より現実的な毎日に変わっていきます。

 でも彼女の本質はちっとも変わらないんです。自分のような人間を好きになってくれた人が現れたことに感謝し、どんなに生活が貧しくても愛する家族と一緒に過ごせることに感謝しているんです。

 ソーネチカは、人を羨んだり、自分にないものを探したり、運が悪いと嘆いたり、誰かの悪口を言ったりしないのです。今自分が生きていることに感謝し、自分を助けてくれる人がそばにいることを感謝し、淡々と生きていく、それがすべてなのです。

 ブッダが言っていた「人は1人で生きている訳ではない」という言葉を思い出しました。

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海外 小説」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん、こんばんは♪
先日からTBありがとうございました。
クレストブックス、なかなか品があってよろしいですよね。
本来はモデルレビューで掲載させてほしいのですが、お忙しそうなんで(笑)

私は今日『土曜日』イアン・マキューアンと『冬の犬』アリステア・マクラウドの二冊入手しました。

また読まれたらTBお願いします。

トラキチさん☆こんばんは
海外作品といっても英語圏がどうしても多い中、クレストブックスは様々な国の作品が読める所がいいですね。(*^^)v
わたしもジャンジャン読んでいきたいと思ってます。
またTBさせていただきますね。

Rokoさん、こんにちはー。

>「人は1人で生きている訳ではない」

いい言葉ですねえ。
ほんと人間って1人じゃ決して生きていけないのに
すぐ忘れちゃうんですよね、そういうことって。
そんなことを殊更に考えなくても
さらりとできるソーネチカは素敵ですね。
何事にも前向きにならなくちゃ!って
改めて思ってしまいます。^^

四季さん☆こんにちは
ソーネチカのように、いつも感謝の気持ちを忘れずにいられるって凄いことですよね。
いつも物事の良い方に目を向けて生きていきたいなぁって思います。

Rokoさん、こんばんは。
ブッダの言葉いいですね!
まさにソーネチカの生き方そのものですね。
わたしもソーネチカのような境地になれる日が来ればよいなぁなんて、つい思ってしまいました。
嗚呼、まだまだ修行が足りませぬ…。

ましろさん☆こんばんは
わたしも修行が足りませぬ~!!
良い本を沢山読んで、心を磨かねばっ!(#^.^#)

Rokoさん、こんにちは♪
TB失敗みたいですが、コメントさせていただきます。
この作品、本好きな女性には最高の一冊じゃないでしょうか。
日本の小説だったら同じような内容でもこんなに素直に読み取れないような気がしました。

Rokoさんのおっしゃるように英語圏以外の作品も結構多いですよね。
ロシア語なんで原書で読めないので本当にクレスト・ブックスには感謝してます。

トラキチさん☆こんばんは
ソーネチカのような物語って、確かに日本では描きにくそうですよね。
ロシアのユダヤ人というくくりがあってこその物語だと思います。
それにしても、ロシア文学って本当に久しぶりでした!

こんばんは。読書好きには、このソーネチカの気持ちがわかりますね(^◇^)
「満たされる」っていう事がどういう事か、教えて貰えたような気持ちです。

ERIさん☆こんにちは
どんなことがあっても、感謝の心を忘れないソーネチカを見習いたいと思ってます。(^^ゞ
心が満たされることは、何よりも大事なことなんですね。

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 本の虫のソーネチカ。容貌のぱっとしない一人の女性の一生を描いた、リュドミラ・ウリツカヤ著『ソーネチカ』(新潮クレスト・ブックス)。物語は、第2次世界大戦あたりから展開する。疎開先にて、図書館で働いていたソーネチカは、夫となる男性と出会う。そして、夫の流刑生活についてまわり、子供を出産し、平凡で貧しいけれど幸せな暮らしをする。若かったソーネチカは、当然老いてゆく。やがて、大きな試練に見舞われ、それ... [続きを読む]

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