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『芸のためなら亭主も泣かす』 中村うさぎ

芸のためなら亭主も泣かす
中村 うさぎ
文藝春秋

 やってみなけりゃ気が済まないってところが、うさぎさんの素晴らしさですね!興味を持つと何でもやっちゃって、それを小説やエッセイのネタにしています。

 ものすごく正直というか、普通そんなことまで書かないだろうってところまで、うさぎさんは書いてしまんですよね。そのために誤解を受けたり、仕事を断られたりするんだけど、そんなことに負けない強さが彼女にはあるんです。

 たとえば、この世には、金で買えない幸福もある。そして私たちは、ついついそれこそが真の幸福だと思い込んでしまいがちだけど、金で買える幸福だって捨てたもんじゃないのよ。

 お金で買えないものが尊いとみんな言うけれど、実際には「自分にご褒美」とか「ちょっと贅沢」なんていうお金の使い買い方もいいものですよね。何のために働いているのか?ということを突き詰めていくと、お金で買える幸福を満たすためって言えるのかもしれません。

 そして、それをはっきりと言葉にすることができるうさぎさんは偉い!

 自分と世界の関係がうまくいっていないと感じた時、女は自分を変えようとし、男は世界を変えようとする。

 ううむ、そうだったのか!だから女は化粧やダイエットや美容整形という行動を好み、男は趣味の世界に没入したり、バーチャルな空間に惹かれていくのかぁ~。

 それがエスカレートすると、自分を変えることに挫折した女は鬱になり、世界を変えることができなかった男はひきこもるってこと?

 うさぎさんの本はバカバカしいことが満載なんだけど、その隙間にウーンとうなってしまうようなことが潜んでいて、この人って自分の凄さに気付いているのかしらん?とご本人に聞いてみたくなっちゃいます。

1013冊目(今年48冊目)

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