ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

お気に入りウィジェット

« 『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』 アービンジャー・インスティチュート・ジャパン | トップページ | 『田村はまだか』 朝倉かすみ »

『プリンセス・トヨトミ』 万城目学

プリンセス・トヨトミ
万城目 学
文藝春秋

 このことは誰も知らない。
 五月末日の木曜日、午後四時のことである。
 大阪が全停止した。

 鴨川ホルモーも、鹿男あをによしも、関西ならではの説得力で楽しめましたが、今回も大阪でなければ成立しないと確信できるストーリーでしたね。(*^_^*)

 会計検査院という実にお硬い人たちがやってきた大阪は、同じ大都市であっても東京とはまったく違うカラーですよね。お好み焼きやたこ焼きみたいな「粉もの」が大好きで、通天閣をエッフェル塔と同じように考え、標準語とは関係なく生きている。独自の世界です。

 関西の人と話をしていていつも感じるのは、いつでもオモロイことを考えてるなぁってことです!普通の会話をしていても、常に楽しいこと、笑えることであることが要求されていて、なおかつそれに答えることができるって凄いですよね!

 このストーリーでは、そんな大阪人の真面目さが全面に出ているところが新鮮でした。父親から息子に伝承していく約束があるって素敵だなぁ!

 そして、それを知っていながら知らん顔している女たちはもっと素敵だし!

 荒唐無稽といってしまえばそれまでだけど、もしかしてこれは本当にあることなのかも?とも思えました。真っ赤に燃える大阪城をわたしも見てみたいです。(*^^)v

1031冊目(今年66冊目)

トラックバック先
おいしい本箱Diary
コンパス・ローズ
じゅずじの旦那
苗坊の徒然日記
日々の書付
アン・バランス・ダイアリー
読書発電所Annex
ディックの本棚
活字の砂漠で溺れたい

« 『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』 アービンジャー・インスティチュート・ジャパン | トップページ | 『田村はまだか』 朝倉かすみ »

日本の作家 ま行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん、こんばんは。
こんな荒唐無稽のお話もあり得るかも思えるのが大阪ですね。父から息子へ伝えていく、というところにじんときてしまいました。
真っ赤に燃える大阪城見たいなぁ。すごいだろうなぁ。

雪芽さん☆おはようございます
「大阪にずっと住んでいる人だけの秘密」って何だかいいですねぇ。
>真っ赤に燃える大阪城見たいなぁ
わたしも見たいです~!(*^^)v

こんにちは♪TBとコメントありがとうございました。
物凄い大風呂敷ながら、なんだかキュンとさせる優しさを感じてしまう物語でした。
先日、東京の友人の前で、大阪人同士会話してたら「生突っ込みが見れた」と感動されました(笑)
無意識にしてる会話の呼吸が、どうも不思議みたいで・・。
そういう、その土地にしかないお約束・・のようなものを小説にされるのがお上手ですよねえ、万城目さんは。
これからの作品も楽しみです。

ERIさん☆こんばんは
大阪人は普通の会話も面白いですもん!
聞いてるだけで楽しいですよ~ (*^^)v
その土地にしかないお約束、次はどんなものが出て来るんでしょうね?

こんにちは!

やっぱり、男は女の手のひらで遊ばせてもらってるんですね。

と、納得(笑

じゅずじさん☆こんばんは
手のひらで遊ばせてもいいのは可愛げのある男だけよ~!
そこを分からない男やら、遊ばせてあげる余裕のない女やらが最近増えてて困りますなぁ (^^ゞ

こんばんわ。TBとカキコありがとうございました。
面白かったです。
前半は話があまり見えなかったのですが、後半は怒涛のように面白さが押し寄せてきて、最後は良かったねって思えました。
父子の秘密もいいですけど、それを支えている母は強しですね^^

す、すみません。TB1つ間違えて送ってしまったので、消去してください。
ごめんなさい><

苗坊さん☆TBの件OKです (#^.^#)
ああいう秘密が本当にあるんじゃないかと思えてしまうのも大阪ならではですよね。
母は強し、女は度胸ですよ!

Rokoさんこんにちは。TBとコメントありがとうございます。( ̄▽ ̄)

マキメ作品の女性たちは強くてやさしいですね。そして男はトヨトミ時代からアホなことをやっているんでしょう。
ラストがもっと盛り上がってもよかったかなと思いましたが、大阪国が立ち上がる様子はばかばかしくも面白かったです。

日月さん☆こんにちは
大阪国の人たちがもっと大暴れしても良かったのに~って、わたしも思いました。(#^.^#)
この調子で、色んな土地の話を万城目さんに書いてもらいたいです。(#^.^#)

そうそう、この話の最後、お母ちゃん達女性は知らん顔してるけど、実はぜんぶ知っている、というのは笑えましたね。なんか身につまされますcoldsweats01

yomikakiさん☆おはようございます
バレているとも知らずに頑張っている男たちを優しく見守る女たち、大阪国は実にいい国ですね。heart01

たしかに、荒唐無稽といってしまえばそれまでで、ストーリーをあらかじめ説明されたら、なかなか読まないかも知れません。
読み始めたらやめられないのが、作家さんの手腕でしょうか?
横浜人ですが、彼らの気持ちはとてもよくわかります。

ディックさん☆こんばんは
それにしても、こういう発想ができるってことが凄いと思います。
こういう秘密ってワクワクしちゃいますよね!

Rokoさん こんばんは
初読みの万城目作品、面白かったです。
大阪はやっぱりサイコーです!!
次は奈良か京都か、迷っています 笑
ちなみにTBが複数回ダブっているかもしれません。
ごめんなさい!
もしもダブっていたら削除して下さいね、よろしくです!

yoriさん☆おはようございます
奈良と京都どちらも面白いけど、京都をお勧めしまーす!
万城目作品を楽しんでくださいね(*^_^*)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153166/45302380

この記事へのトラックバック一覧です: 『プリンセス・トヨトミ』 万城目学:

» 「プリンセス・トヨトミ」 万城目 学 [コンパス・ローズ  compass rose]
冷蔵庫にアイスは入っている。準備万端これでヨシ、っと。nbsp; このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。 大阪全停止。ありえないことが起こってしまうのが小説の面白さ。ドミノ倒しのように『合図』が大阪の街を駆け巡る。時代は顔を変え現代に移り変わろうと、脈々と受け継がれ... [続きを読む]

» プリンセス・トヨトミ 万城目学 文藝春秋 [おいしい本箱Diary]
ほんとに更新が出来てなくて(汗) ちょっと体力・気力が落ちておりますが・・。 [続きを読む]

» 【プリンセス・トヨトミ】 万城目学 著 [じゅずじの旦那]
大阪が完全に止まってしまったしかし、それが何の話題にもならなかった、恐怖…  まずは来訪記念のポチッ[:ひらめき:] [:next:] blogRanking[:右斜め上:]【あらすじ】5月末日の木曜日、大阪が完全に止まる。あらゆる種類の営業活動、商業活動、地下鉄、バス等の公共機関も一切停止。しかしそのことは大阪人以外は全く知らない。その発端となったのが、会計検査院からやってきた個性豊かな調査官3人と、空堀商店街にあるお好み焼屋の中学生の息子に、その幼馴染の女子。彼らが、大阪人に連綿と引き継がれてき... [続きを読む]

» プリンセス・トヨトミ 万城目学 [苗坊の徒然日記]
プリンセス・トヨトミ このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。 大阪が全停止した。 長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった。 前代未...... [続きを読む]

» プリンセス・トヨトミ / 万城目 学 [読書発電所Annex]
映画化された鴨川ホルモーの原作者、万城目学の新作で、鴨川ホルモーの京都、鹿男あを [続きを読む]

» 大阪暮色 [活字の砂漠で溺れたい]
それほど頻繁ではないが、 仕事で大阪を訪ねることがある。 一人で大阪の街を歩くと、 他の街では感じられない、 何とも言えない孤独感に苛まれる。 そう、この街では僕は一 ... [続きを読む]

« 『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』 アービンジャー・インスティチュート・ジャパン | トップページ | 『田村はまだか』 朝倉かすみ »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

読書メーター

  • Rokoの読書メーター
  • Roko-sanの今読んでる本 Roko-sanの最近読んだ本
無料ブログはココログ