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『ゼロの焦点』 松本清張

 松本清張の作品は「点と線」しか読んだことがなくて、後は映画で「砂の器」を見ただけ、何故か余り縁がなかったんです。

 松本清張生誕100周年として、この作品は映画化され、今週末からロードショーが始まります。

 この物語が書かれた50年前、今とは全くペースが違う世の中です。東京から金沢へ行くには夜行列車だし、長距離電話には交換手が介在しています。戦後の混乱が一段落して、世の中が何となく景気が良い方に向かっていると思えるようになった頃です。

 お見合いで結婚したばかりの夫が失踪した、というところから物語が始まります。夫を探しに金沢まで出かけていっても、自分は夫のことを何も知らないということを思い知らされるばかり。

 これまで夫がどんな生活をしていたのか、どんな人たちと関わって来たのか、1つ1つ知るごとに謎が深まっていくのです。

 50年前という時代を感じる部分もありましたが、1人残された妻の心理がとてもよく描かれていて、かなり楽しめました。この本によって、ミステリーを読む女性読者が増えたというのも分かるような気がします。

 そして、金沢の景色が目に浮かぶような文章に惹かれて、旅に出た人も多いのだろうと想像してしまいました。

1102冊目(今年137冊目)☆☆☆☆☆

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活字の砂漠で溺れたい
本を読む女。改訂版
苗坊の徒然日記

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日本の作家 ま行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
ちょっとまたネットの世界で外出する元気がでてきたので、またちょこちょこ寄らせていただきます。今日は挨拶程度に。

樽井さん☆お元気になられて良かった!
でも、頑張りすぎないようにね。
ご自愛くださいませ。

Rokoさん こんばんは
今の金沢の街を思い浮かべても十二分に楽しめましたね。やはり古都というところは変わらないものなのでしょうか 笑

yoriさん☆おはようございます
そうですか、金沢は変わりませんか。
一度行ってみたいなぁ~!(*^_^*)

こんにちは。TBさせていただきました。
松本清張の作品は、結構昔の作品なのに読みやすいという印象があります。
この作品も読む手が止まらなかったです。面白かった!
金沢にも、行ってみたいと思いました。

苗坊さん☆こんばんは
この本の時代は、金沢に行くにも一日がかりだったんですねぇ!
今は本当に便利になったんだなぁって改めて考えさせられました。

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