ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

お気に入りウィジェット

« 来年の年賀状はこれかな? | トップページ | 『脳が良くなる耳勉強法』 上田渉 »

『マリアビートル』 伊坂幸太郎

マリアビートル
マリアビートル
posted with amazlet at 10.10.29
伊坂 幸太郎
角川書店(角川グループパブリッシング)

 グラスホッパーから6年後のお話。またもや業者(殺し屋)さんたちが入り乱れて物語が進んでいきます。「鯨」さんや「蝉」さんの名前が出てきたときには、思わず「懐かしい!」と思ったし、「槿」さんの登場に至っては、何だか旧友に再会したような気すらしてしまいました。

 今回登場した「天道虫」さんは、余りのツキの無さに思わず笑ってしまうほど、ツキがない人で、こんな人が仕事できるのか?と思っていたら、切羽詰まると異常なほどの集中力がある人だったんですねぇ!

 「檸檬」と「蜜柑」の2人は、イケメンでいかにも業者の方なんだけど、2人の会話のほとんどが機関車トーマスネタで、これがひたすら可笑しかったです。特に最後の方で出てきた「意地悪なディーゼル」って辺りには、ニヤッとしてしまいました。

 大勢登場する業者の方たちが、案外面白い人ばっかりなのに対して、「王子」は嫌味な中学生でしたね。相手が自分を子供だと思って舐めてかかるところを逆手に取って、色んな仕掛けをしてくる所が知能犯ぶってて、ホントにヤな奴!

 それぞれの登場人物のパートの最初に押されているハンコが、みんなまっすぐに押されているのに、一か所だけ「木村」さんのハンコが曲がっていたのに気が付きましたか?ああいう仕掛けも楽しいのよね。

 これぞ伊坂節というセリフの数々に、ニヤニヤ、クスクスした数は数え切れず、これは間違いなく傑作ですね!

 グラスホッパーを、もう一度読まなくっちゃ!

P.S. 今後新幹線に乗るときは、車掌さんと車内販売のお姉さんをしっかりチェックしなければと思います。(#^.^#)

1236冊目(今年114冊目)☆☆☆☆☆☆

トラックバック先
本のある生活
ポコアポコヤ
苗坊の徒然日記
しんちゃんの買い物帳
じゅずじの旦那
ディックの本棚

« 来年の年賀状はこれかな? | トップページ | 『脳が良くなる耳勉強法』 上田渉 »

日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん、こんにちは。
トーマスネタは、とっても楽しかったです。
意地悪なディーゼルの部分は、凄く好きですー。

とはいえ、、みなさんにこの小説、凄~~く評判が良いので、なんだかちょっと心苦しいのですが・・・。
私は、それほどまでには面白く読めなかったみたいです・・・。
元々、人が一杯出て来て、こちゃこちゃする内容よりも、人数少なくてじ~っくりその人の心理描写を細かく描く作品が好きなので、、、
でも、伊坂さんらしい作品でしたよね。

latifaさん☆こんばんは
いろんな意見があるから面白いんです、こういうのが好きな人もいれば、そうでない人もいるってことですよ。
わたしも、他で評判が良い作品を途中までしか読めなかったこともあるし。
機関車トーマス、要チェックになってしまいました (^^)v

Rokoさん、こんばんわ。
おもしろかったですねー。
こういうのが読みたかった!っていうまさにそれでした。
「木村」さんのハンコが曲がっていたの、
気づきませんでした!
もう図書館に返してしまったので、
今度本屋さんに見に行ってこようと思います。

juneさん☆こんばんは
いろんな殺し屋さんがいましたねぇ。
ナイフやピストルよりも、毒を使っていたお姉さんがわたしにとっては一番怖い人でした w(゚o゚)w
とはいえ、蜜柑と檸檬があそこでいなくなっちゃうとはねぇ、あの2人の会話をもうちょっと楽しみたかったなぁ。

こんばんは^^
面白かったですね!
それぞれの殺し屋が本当に個性的で、面白かったです。
王子は本当に救いようがなかったですね。
見ていて腹が立つ以外の何者でもなかったです。
曲がっていたの、気付きました~
でも、後で気づいてそういえばって言う感じで^^;
私もこれから新幹線に乗るときは車掌さんと車内販売のお姉さんには気をつけようと思います。

苗坊さん☆こんばんは
こんなに大勢の殺し屋さんが集合してしまう空間って、面白過ぎですね~!
それにしても、あの王子はホントにイヤな奴でした。
こういうタイプの登場人物って、伊坂さんの作品では珍しいと思いませんか?

グラスホッパーを読んでなかったので、最初はとまどいましたけど、、、いやぁ、面白かった!
王子にイライラしながらも、最後はすっきり。
次回も期待したいですね(^^ゞ

その前に、グラスホッパーを読まなきゃ。

じゅずじさん☆こんばんは
登場するのは怖い人ばっかりなんだけど、なんでこんなに面白いんでしょうねぇ~
グラスホッパーを読んでから、信号待ちの時の立ち位置が気になっちゃって、この気持ち、読んでみると分かりますよ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153166/49871263

この記事へのトラックバック一覧です: 『マリアビートル』 伊坂幸太郎:

» 伊坂幸太郎「マリアビートル」それほどまでには・・・ 感想 [ポコアポコヤ]
おそれながら私は、それほどまでに凄い面白い!って程で無く・・あまり自分好みの内容では無かったです・・・ [続きを読む]

» 「マリアビートル」伊坂幸太郎 [本のある生活]
マリアビートルクチコミを見る これこれ!こういうのが読みたかった!という、久々の伊坂さんらしいお話でした。おもしろかったー。「グラスホッパー」の後の物語のようで、かなり絡んでるんで、「グラスホッパー」を読んでからのほうが楽しいだろうなと思います。あの事....... [続きを読む]

» マリアビートル 伊坂幸太郎 [苗坊の徒然日記]
マリアビートル著者:伊坂 幸太郎角川書店(角川グループパブリッシング)(2010-09-23)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る 元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利...... [続きを読む]

» マリアビートル [Akira's VOICE]
伊坂幸太郎 著  [続きを読む]

» 【マリアビートル】(伊坂幸太郎)を読了! [じゅずじの旦那]
どうして人を殺したらいけないんですか?  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲・・・nbsp;東北新幹線「はやて」車内で次々と起こる殺人事件。で... [続きを読む]

« 来年の年賀状はこれかな? | トップページ | 『脳が良くなる耳勉強法』 上田渉 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

読書メーター

  • Rokoの読書メーター
  • Roko-sanの今読んでる本 Roko-sanの最近読んだ本
無料ブログはココログ