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映画 「ソーシャル・ネットワーク」

Socialnetwork 映画冒頭の彼女との会話だけで、この主人公マーク・ザッカーバーグがどんな男なのか分かっちゃう!

 あんたがモテないのは、性格がサイテーだからよ!

 って言われてしまうシーンは、彼がこの後巻き込まれる訴訟騒ぎを暗示していたんですね。

 マークは物凄く頭がいいし、ひらめきがある人だから、これは面白そうだ!と思うとすぐに実行できてしまうのでしょうね。でも、人の心が分からない、そういう想像力は圧倒的に欠如している人です。

 彼にアイデアを盗まれたと訴えた人たちの気持ちは、マークには全く理解できないことだったのでしょうね。「あんなダサいものの真似なんかしないよ!」そう、彼にとってのヒントにはなったかもしれないけど、アイデアを真似するわけないじゃないかと彼は確信しているんです。

 この両者の間には、どうにも理解しあえない壁が立ちふさがっています。そう、センスのある奴とない奴。最初のアイデアだけで終わってしまう奴と、それを膨らませて何倍にも大きくしてしまう奴。両者の共通点は、自分の方が正しいと思っているということだけ!

 これが面白い!って思ったら、一気にアイデアを固めないと気が済まないところ、自分は絶対に正しいと信じているところ、そして思いついたアイデア を的確に形にする実行力がマークにあったからこそ、Facebook は短期間に出来上がり、あっという間に世界に広まっていったのです。

 みんなが興味あるのは、知らない人の事じゃなくて、自分が知っている人のことなんだ。それがどんなに些細なことであっても構わない。それがステキだと思えは「いいね!」と評価すればいいんだよ。というのがFacebookの基本的な考え方です。

 それを作ったマーク自身は、ほとんど友達がいない人だったってところに興味を持ってしまいます。彼に友達がたくさんいたら、こんなことは考えださなかったのかも?そして、何故友達がいなかったのかといえば、余りにもマイペースな彼の性格ゆえなんですよね。

 他人の気持ちなど無視して話をする彼、相手が話に付いてきていない時に、何故そうなってしまうのかなんてことは全く考えていません。こんなに筋が通っている話をしているのに、どうして分からないの?という態度をしてしまうんです。

 だから冒頭のシーンで彼女にフラれてしまったり、スポンサーになってくれるかもしれない企業から理解されなかったり、色んな不都合が起きてしまうのです。これこそが彼自身理解できない唯一の事項なのかもしれません。

 20代で億万長者になってしまった彼ですが、この人間音痴な部分が、彼を一生悩ませ続けるのかもしれないなと思います。

 テンポの速いセリフと美しい映像、デビット・フィンチャー監督はすごい映画を作っちゃいましたね。

 映画の最後、タイトルバックで流れる "Baby you are rich man"に、思わずニヤッとしてしまいました。

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コメント

あの導入部は凄かったですね。
引き込まれるというかあっけに取られてしまった感じです。

他人を思いやる気持ちが無いわけではないと思いたいのですが、こういう人って自分の信念を優先させちゃうんでしょうね。やったことは凄いけど、自分の身近にいたら...

yomikakiさん☆こんばんは
あんなにメチャクチャな悪口を書いたくせに、Facebook上の彼女の「友達になる」ボタンを押しちゃうところが、ちょっと可愛かったりして(#^.^#)

あの双子の兄弟も結構嫌な奴らでしたね。
北京オリンピックへ出てたのにはビックリでした!

Rokoさん おはようございます!
面白かったですね!
初めは訴訟部分と回想部分の色分けが
よく解らなくて混乱したけど 笑
確かに、ラストシーンは印象的でしたね!

yoriさん☆おはようございます。
スピード感があって映像が美しいところは、さすがデビット・フィンチャー監督!
主人公は、とっても才能もあるし面白い人だとは思うけど、友達にはなりたくないタイプですね(^_^;)

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