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『本所深川ふしぎ草紙』 宮部 みゆき

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

 江戸時代の深川に暮らす人たちは貧乏なんて当たり前、長屋で生まれた子はどこかのお店(たな)や職人さんのところへ丁稚奉公や女中奉公するのが普通でした。でもね、良く考えたら、第二次世界大戦前まではほぼ同じ状態だったし、戦後の集団就職も似たようなシステムだったのよね。

 ヘマをして親方にこっぴどく叱られたりして、辛くて逃げ出したくなったって帰るところがないから辛抱するしかなくって、でも、そのおかげで何とか仕事を覚えて、今日まで生きてきましたって感謝する気持ちがみんなにあったような気がするの。

 「おいてけ掘」の辺りはしょっちゅう歩いているので、「あの辺に堀があったのかぁ」なんて思ったり、三つ目通りとか回向院とかを思い浮かべたり、江戸時代の話なのにとっても身近に感じる物語ばかりでした。

 yori さんからおススメして頂いたこの本、とっても面白かったです。ありがとうございました(*^_^*)

 この本の中に登場する深川七不思議、どれも我が家から歩いていける範囲のお話で、なんで今まで読まなかったのかなぁって反省しちゃいました。

 もちろん、錦糸町の山田屋さんの人形焼も食べて見なくっちゃね!

1347冊目(今年88冊目)☆☆☆☆

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活字の砂漠で溺れたい

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日本の作家 ま行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん こんばんは
何ですかこの記事読んでいたら、再読したくなりました。
良い小説は何度でも読みたい、そんな気分です!

yoriさん☆ありがとうございました。
いやぁ、面白かったです!
天神様の梅とか、小名木川橋とか、物語の風景が目に浮かんできて、とっても楽しめました。
山田屋さんにも近々行ってみようかと思ってます。(*^_^*)

宮部さんの他の作品も読んでみたくなりました!

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東京という街は日本の首都であり、 政治と経済の中心であるところから、 無味乾燥の大都会であるという印象を持たれがちだ。 確かにそれも東京という大都会を言い表す 一つの正 ... [続きを読む]

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