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『「鉄学」概論 ― 車窓から眺める日本近現代史』 原 武史

 yoriさんのブログ「活字の砂漠で溺れたい」で紹介されていたこの本、面白そうなので読んでみました。

  • 第1章 鉄道紀行文学の巨人たち
  • 第2章 沿線が生んだ思想
  • 第3章 鉄道に乗る天皇
  • 第4章 西の阪急、東の東急
  • 第5章 私鉄沿線に現れた住宅
  • 第6章 都電が消えた日
  • 第7章 新宿駅1968・1974
  • 第8章 乗客たちの反乱

 わたしにとって一番面白かったのは「第3章 鉄道に乗る天皇」でした。天皇が乗るお召列車のことは知っていましたが、これに乗って皇太子時代の大正天皇は沖縄以外の全都府県+大韓民国を、昭和天皇は沖縄を含む全都府県+台湾+樺太を訪れていたというのです。

 いくら専用車両を使ったにしても、当時の列車で全国を廻ったというのは凄い事です!全国民に天皇を視覚的に意識させるために行われたのでしょうが、この企画をたてた人はスゴイですよね。

 それともう一つ、

 東京駅の中央口は元々は天皇専用の入口です。皇居のすぐ前ですからここから乗るのは当然だなと思います。でも、もう一つ天皇専用の「原宿宮廷駅」の存在が不思議でならなかったのです。どうして皇居から離れたこんなところに駅があるのかって思いませんか?

 その秘密が、この本を読んで解けました。なぁるほどねぇって感じです。

 鉄道にまつわる話がその他にも色々登場するのですが、こういう観点で鉄道を考えてみるのも面白いものですね。第7章、第8章の辺りの話は、知らない方も多いかもしれませんね。こんな時代もあったんですよ~って大きな声で言いたくなっちゃいました。

1404冊目(今年45冊目)☆☆☆☆

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コメント

Rokoさん こんにちは
読まれましたね!
満足していただいたようで何よりです。
切り口、というのでしょうか、それを変えることで
色々なものの色々な姿が見えてきますね!

yoriさん☆こんにちは
yoriさんのおかげで面白い本を読むことができました。
ありがとうございます。

鉄道の話だけれど、鉄ちゃん的ではない切口が面白かったですsign01

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