『書店員が本当に売りたかった本』 ジュンク堂書店新宿店
2012年3月31日、ジュンク堂新宿店は閉店しました。その最後の日をフェードアウトで迎えたくないと考えた同店のみなさんは、自分が本気で売りたいと思う本に手書きのポップを付けてフェアを行ったのです。
単に「いい本ですよ」と奨めるのではなく、自分はどこが気に入ったのかを短い文章で書くって、かなり難しい事だと思います。100字くらいで思いを込めてというのは、かなりみなさん頭を痛めたのではないかしら。
必ず読むと決めた作家以外の本との出会いって、どういうところにあるのかなぁ?
ジャケ買い?タイトル買い?それともポップ買い?
ポップのセリフに騙されて(もちろんいい意味で)買うっていうのは、ホントに楽しいもの。こんなに魅力的な本があるんですよ、どうですか?って誘われちゃうことこそ、リアル本屋さんの醍醐味だものね。
こんなにイイ本屋さんなのに、どうして閉店になっちゃったの?いきさつはよく分かりませんけど、本屋さんがなくなって家電量販店になっちゃうって、あまりに悲しいお話だと思います。
1453冊目(今年94冊目)☆☆☆☆☆
« 旧万世橋駅高架下再開発プロジェクト 神田界隈まち探検 | トップページ | 『進化する教育 (大前研一通信特別保存版 PARTVI)【電子書籍版】』 »
「本・書店・読書・図書館」カテゴリの記事
- 『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』 和氣 正幸(2018.02.18)
- 2016年を振り返って(読書篇)(2016.12.31)
- 『世界の不思議な図書館』(2016.10.13)
- 『知って得する図書館の楽しみかた』 吉井潤(2016.06.03)
- 『本の逆襲』 内沼晋太郎(2016.05.29)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153166/56101138
この記事へのトラックバック一覧です: 『書店員が本当に売りたかった本』 ジュンク堂書店新宿店:
« 旧万世橋駅高架下再開発プロジェクト 神田界隈まち探検 | トップページ | 『進化する教育 (大前研一通信特別保存版 PARTVI)【電子書籍版】』 »
コメント