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『わらの人』 山本 甲士

わらの人 (文春文庫)
わらの人 (文春文庫)
posted with amazlet at 13.01.25
山本 甲士
文藝春秋

 「そんなこと遠慮しなくていいのに」、「嫌なら嫌って言えばいいのに」、なんて思うのは他人だからで、本人にとってはどうにもできないことで日夜悩み続けている人、気が小さくて損をしている人ってホントに多いですよね。

 そんな自分を変えたくて自己啓発セミナーなどに行っても、「言ってることは分かるんだけどさぁ、自分には無理だなぁ」って、結局諦めてしまう人もきっと多いのだと思います。

 自分が考えている自分ってものは、結局は「自分が思い込んでいるだけのもの」なのだけど、通常はそれに気づくことができないんですよね。自分の思い込みだけで過剰に自信を持っていたり、逆に過小評価していたり、人間とはかくもいい加減なものです。

 この本に登場する人たちのように、自分からはなかなか変えられない自分の見た目を、理容師さんに強制的に変えられてしまうことによって、人間の中身まで変わってしまうって、実はアリなんじゃないかって思えます。

 高いお金を払って自己啓発セミナーへ行くよりも、床屋さんで「適当にお願いします」とお願いした方が実はいいのかもねぇ?なんて思えてきました。

 眉の巻、黒の巻、花の巻、道の巻、犬の巻、守の巻、の6編が収められているのですが、6人とも、あの床屋さんとの出会いは運命でしたね!わたしは黒の巻の一時的な記憶喪失になった人が気に入りました。

 本屋さんで本当にあった心温まる物語で紹介されていたこの本、すっごく面白かったので、皆さん読んでくださいね!

1483冊目(今年8冊目)☆☆☆☆

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