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『日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方』 北山 公一

 日本人にとっての常識は、世界の非常識ということが実に沢山あります。日本にいると気が付けない違いの中で、これが一番だなとわたしが思うのは、「成人した子供がいつまでも親元にいる」という点です。

 欧米人にとって教育というのは、子供を自立させることです。子供が自分なりの意見をしっかりと持ち、自分で自分の立場を決めることができるようになることです。(本文より)

 大学生になっても、就職しても、親元から通っているということが、日本では当たり前のように思われていますが、いい大人がいつまでも独立しないというのは、実に変なことだと思います。自分を自分で養うために働くのだという意識が、日本人にはかなり欠けていると思うのです。

 親がいつまでも子供扱いしているから、日本の若者たちは大人になりません。大人の責任という事を意識しないから、何処へ向かって頑張ればいいのかも分かりません。自分の意見など、ないも同然です。

 会議の資料を「読む」とは「受け身で理解する」という行為ではなく、「細部までしっかり理解して、質問に答えられる」ことができるレベルの深い理解を求められているということです。加えて、書いてあることに対して改善するポイントなど、自分なりの意見を述べられることが大事です。(本文より)

 文章を読んで、それに対してのツッコミができるくらいでなかったら、理解できたとは言えません。「自分だったらこうするのになぁ」「この前提条件は、これでいいのだろうか?」と、常に我が身に置き換えて考えることこそが大事なのだと思います。

 これまでの日本社会では「会議中は変なことを言って、面倒な仕事が回ってきたら嫌だから黙っていよう」という考えの人が多くて、会議に大勢の人が集まっても、発言するのは特定の何人かだけということが多かったと思います。

 もう、そんなことをしている時代じゃないんですよね。「発言しない人は会議に呼ばなくていい。」「わざわざ会議をしなくても、メールで意見交換をすれば充分だ。」という職場が増えています。

 「世界で戦う」以前に、振り落されてしまう人にならない為には何が必要か?

 それは「自分の頭で考える」に尽きると思うのです。他人が何と言おうと、自分はこれで行くのだ!と決断すること。それができてこそ、「世界で戦う」人になれるのだと、この本は教えてくれています。

R+(Reviewplus) さんからこの本を提供していただきました、ありがとうございます。

1531冊目(今年56冊目)☆☆☆☆☆

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