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『脳には妙なクセがある』 池谷 裕二

脳には妙なクセがある
池谷 裕二
扶桑社

 止めたいけど止められないこと、やりたいけどやれないこと、というのが実に沢山あると思います。理屈では理解しているつもりなのだけど、実行することができないことって、どうしてそうなってるんでしょう?

 人間の脳って、自分に都合よく考えるようにできているのだと、池谷先生は説明しています。その中でも代表的なのが、

後知恵バイアス

 昨日までダメだって言っていたのに、権威ある人のお奨めコメントを聞いたとたんに、「ああ、あれね、わたしも実はそうだと思ってたの。」って言うの聞いたことありませんか?

 外から入ってきた情報によって、自分の思考が引っ張られているのに、それをそうとは感じずに「自分の力で決定したつもり」になってしまうのが「後知恵バイアス」です。

 「ここは合わせておかないとマズイな」という認識があるなら、本人の意思が入っていますが、そんな思考プロセスを意識しないままだと、自分は最初からそう思っていたのだと信じてしまうのだとか。これは怖いです!

脳は自分を「できる奴」だと思い込んでいる

 誰しも、自分は素晴らしい、ステキだ、できる奴だ、と思っている部分があります。100%肯定できなくても、1個くらい自慢できることってあるでしょう。できる奴であるために、脳は都合よく解釈してしまいます。

 ですから、何かをできなかった原因は自分以外のものにあるのだということにしてしまったり、その事実を全く無視してしまったりしてしまいます。

 明日試験だから勉強しなければいけないのに部屋の掃除をしたくなったり。太ったことを認めたくないので体重計に乗れなかったり。自分を肯定するために、脳はいろんな操作をしてしまうんです。

 それを他人から指摘されて「そうだったのか、教えてくれてありがとう」と感謝できる間はいいのですが、せっかくの指摘を迷惑と思うようになったら最後です。うるさい事を言ってくれる人がいなくなったら、人生終わりだと思わなくっちゃ!

 自分の事は自分が一番知らないと思っていた方が良さそうですね。脳って本当に不思議だわぁ!

1533冊目(今年58冊目)☆☆☆☆☆

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