ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

お気に入りウィジェット

« 『無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?』 江上 隆夫 | トップページ | 『プア充 高収入は、要らない』 島田 裕巳 »

『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』 大阪大学ショセキカプロジェクト

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義
大阪大学ショセキカプロジェクト
大阪大学出版会

 穴があるからこそドーナツなのです。けれど、ドーナツの穴だけを食べることもできないし、穴だけを残して食べることもできません。と言ってしまえばおしまいですが、それを真面目に考えている人たちがいます。そんな人たちの考えをまとめたのがこの本です。

 新しい何かをやろうとするとき、「そんなの無理だよ!」という声がいろいろなところから聞こえてきます。周りから言われることもあれば、自分自身の中からその言葉が湧いてくるときもあります。

 無理な理由はいくつでも考えられるけど、そんなものは何の役にも立ちません。それよりも、屁理屈でもいいからできる方法を1つ考え出すことこそが大事なはずです。

 「でも、無理だからさぁ!」 そこで動きを止めてしまう脳細胞を、どう動かしたらいいのでしょう?

 この本の中で、ドーナツの穴について様々なアプローチが行われています。どれもある意味「だからどうした?」なんですけど(笑)、一生懸命に悩んでいるところが素敵なのだと思います。

 この本の中でわたしが一番気に入ったのは「ドーナツ化現象と経済学」です。タイトルからも分かるように、ドーナツの穴を残すことには一切言及していませんが、こういう考察をできたキッカケとなったという意味で、ドーナツの穴は存在価値があったのだと思います。

 そう、存在価値というものが残ったことによって「ドーナツを穴だけ残して食べることができた」と考えていいのではないでしょうか?(かなり強引かな)

 様々な学術的考察の間に、コラムのように挟み込まれた世界各国のドーナツの話がなかなか面白くて、これだけを写真入りにして別の本を作ってもらえたらなぁなんて思ったのでした。

1579冊目(今年22冊目)☆☆☆☆

« 『無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?』 江上 隆夫 | トップページ | 『プア充 高収入は、要らない』 島田 裕巳 »

ビジネス・経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153166/59319678

この記事へのトラックバック一覧です: 『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』 大阪大学ショセキカプロジェクト:

« 『無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?』 江上 隆夫 | トップページ | 『プア充 高収入は、要らない』 島田 裕巳 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

読書メーター

  • Rokoの読書メーター
  • Roko-sanの今読んでる本 Roko-sanの最近読んだ本
無料ブログはココログ