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『白蓮れんれん』 林 真理子

白蓮れんれん (集英社文庫)
林 真理子
集英社

 NHKの朝ドラ「花子とアン」の、花子の腹心の友「蓮さま」は、「大正の三美人」と呼ばれるほどの有名人だったのですね。ドラマにも登場する年下の彼との駆け落ち「白蓮事件」によって、世間で知らぬ人のいないほどの注目の的だったとは!

 当時の日本には「姦通罪」というものがありました。ですから駆け落ち後に、夫に訴えられたら、白蓮は姦通罪で囚われることになったわけです。なおかつ、白蓮は大正天皇の従妹であったわけで、ただでさえ世間の注目を浴びていた彼女は、この事件によって日本中の関心を集めてしまったわけです。

 そんな高いリスクを覚悟してまでも駆け落ちに踏み切った白蓮さんのことを、著者は割と冷たく見放しているような気がします。朝ドラで花子が担当している女流作家、宇田川先生に似たところがあるような(笑)

 夫となった宮崎龍介氏に関しては好意的に書かれているし、白蓮に絶縁状を叩きつけられた伊藤伝右衛門氏に関しても、実に器の大きい人だったという評価をしている割に、白蓮に対しては冷たい評価だなと感じました。

 村岡花子 → 白蓮 → 伊藤伝右衛門 と興味が湧いてきて、次は伝右衛門さんについての本を読んでみたくなりました!

1613冊目(今年56冊目)☆☆☆☆☆

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日本の作家 は行」カテゴリの記事

コメント

花子とアンはドラマが二本立てになっているね、と今日話していたところです。
はなと蓮子、2人の物語がときに並列してときに交わってドラマが進んでいくのはとても面白く、どちらかというと蓮さまのドラマのほうがよりドラマチックで面白いです。
小説ではどうえがかれているかわかりませんけれど、宮崎龍介も興味あります。テレビのほうでは宮本という名前になっていますし、みている限りでは口ほどに左派ではないような感じです。やっぱりそれは学生の甘さなのか、と考えてしまいます。
それは小学生のころに見た東大紛争に通ずる甘さのような気もしますし。

白蓮れんれんを書いた林真理子は宇田川さんぽいですね。同じようなにおいを感じます。

ゆみりんこさん☆こんにちは
この本の帯には、脚本家の中園ミホさんの推薦文が書かれていますが、連さまの部分に関してはかなりこの本を参考にしているようです。
このところ、朝ドラからスピンオフした作品が毎回作られてますが、年末あたりに白蓮事件のドラマができるかもね~なんて、勝手に楽しみにしています。

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