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『乱読のセレンディピティ』 外山 滋比古

乱読のセレンディピティ
外山 滋比古
扶桑社

人間は失敗によって多くのものを学ぶ。ときとして成功よりおおきなものが得られることもある。そう考えると乱読が、指定参考書などより実り多きものであることがわかる。(本文より)

 いろんな本を読んでいると、自分にとって良い(面白い)本にばかり出合うわけではありません。先へ進むのが大変な本だったり、何だか良く分からない本だったり、難しくて熱が出たり、ハズレの本にも出合います。でも、それもまた読書の楽しさなのです。

 自分の安心できる範囲って確かに心地よいけど、刺激がないんですよね。自分という人間の範囲外の、「ああ、こういうことを考える人もいるのか」という発見をできることって素晴らしいじゃないですか!そこにこそ、新しい何かがあるはずなのです。

 自分が知っていると思っている町並みでも、一歩横道に入ると思わぬものに出くわすことがあります。読書だって同じこと。いつもなら手を出さないようなジャンルのもの、読んだ事のない作家のものだって、本屋さんでちょっと立ち読みしてみるのって、小さな冒険ですよね。

 その小さな勇気を持ち続けることこそが乱読の極意なのかもしれません。

 本を読むということは娯楽であり、かつ、自分の思考能力を鍛える場でもあります。「この主人公はこう言っているけど、自分だったらそんなことを言うだろうか?」「どうして、この人は事件に巻き込まれてしまったのだろう?」なんてことを考えることもまた楽しですよね。

 そこで養われる想像力は、現実の世界で大いに役立つものです。「こんな場合はどうすればいいんだろう?」というシミュレーションを頭の中で展開できるか、できないかは、自分の人生を方向づけてしまいます。一生誰かの支持を待ち続けるのか?それとも自分でやってみるのか?

 乱読は大事ですよ!

1652冊目(今年95冊目)☆☆☆☆☆

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