ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

無料ブログはココログ

« 『生きものとは何か』 本川 達雄 | トップページ | 『おっさんたちの純情商店街』 池永 陽 »

『ぼくは本を読んでいる。』 ヒコ・田中

ぼくは本を読んでいる。

ヒコ・田中

 小学5年生のルカはそれまで読書には興味を持っていませんでした。ある日、「本部屋」と呼んでいる両親の書斎の本棚で、カバーがかけられた古い本を見つけてしまったのです。最初に手に取ったのは「小公女」でした。両親に隠れて読むというスリルに誘われて、この本を読んでみることにしました。

 小公女の主人公「セーラ」の自尊心にルカは惹かれます。相手が先生であっても、怯むことなく対峙する姿にカッコよさを感じるのです。分からない言葉を調べながら読むので、スラスラ読んでいるわけではないのですが、本を読むことの面白さに目覚めていきます。

 ルカくんが素晴らしいのは、疑問をたくさん持っていることです。それって何なの?どうしてそうなるの?家ではこれが普通だと思ってたけど、よその家では違うルールがあるらしい?

 それを自分で調べたり、誰かに聞いたり、「何故?」をそのままにしておかないところがルカくんの素晴らしい所です。

 転校してきたばかりの、読書好きなカズサさんと仲良くなり、本の話をしたり、家族の話をしたり、スーパーマーケットへ一緒に行ったり。自分が知らないことが世の中にはたくさんあるんです。それを楽しむことができるっていいですよねぇ!

 自分が小学生だった頃のことや、ルカくんが読んでいる本のことを思い出したり、子供の目線で考えるって面白いなぁって思いました。

 ルカくんの父親が言っていた、「自分の目線でばかり考えてしまう」って、大人がハマりやすい所ですよねぇ。それぞれの立場での考え方を知ろうとすることって大事です。

 いろんな意味で、面白い本でした。子供だけでなく大人にも読んでもらいたい本です。

 この本は 書評サイト 「本が好き!」 より提供して頂きました。どうもありがとうございました。

1493冊目(今年31冊目)☆☆☆☆☆

« 『生きものとは何か』 本川 達雄 | トップページ | 『おっさんたちの純情商店街』 池永 陽 »

日本の作家 た行」カテゴリの記事

本が好き!・Review Plus」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『ぼくは本を読んでいる。』 ヒコ・田中:

« 『生きものとは何か』 本川 達雄 | トップページ | 『おっさんたちの純情商店街』 池永 陽 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31