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  • ダメでもいいからやれ。
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    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

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存在価値ということ

 先日、仲の良かった友達が亡くなりました。もう定年退職していたので会社の人は呼ばなかったけれど、大勢の友達がお別れの場へやって来ました。こんなにも大勢が来てくれるって、すごいことだなぁって思いました。

 みんな友達だから、みんな心から悲しんでいました。悲しいけれど素敵なことだなと思いました。

 亡くなった友達は、身体が不自由になって他の人の役に立たなくなっちゃったと悲観していたことがあったのですが、みんながこう声を掛けていました。「そんなことはないんだよ。あなたがそこにいることで励まされる人がいたり、話をして楽しい気持ちになる人もいるんだから。それに、あなたがいるからこうやってみんなが集まれるんだ。みんな感謝しているんだよ。」

 彼は自分が何かをしなくっちゃと思う反面、自分のことを助けてというのが苦手な人でした。そんなことを遠慮することないのにね。

 ほんの少しでもいいから「助けて」が言えたら、どんなにか楽だったろうにと思うけれど、そういう気持ちってなかなか変えることはできないものです。弱みは見せられないとか、自己責任だからとか、強がっていたい気持ちは分かるけど、それだけじゃダメだよっていうことができなかったのが心残りです。

 自分では何もやっていないつもりでも、ただ存在するだけでも価値があるんだってことを、これからはいろんな人に話していきたいと思います。だから困ったことがあったら何でも言っていいんだよ。余計なことは考えずに、すっと「助けて」って言っちゃえば、誰かが手を貸してくれるものだよってね。

 それが、亡くなった友が教えてくれた大事なことだなと思うのです。

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