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『シンデレラのねずみ』 斉藤洋 森泉岳土

シンデレラのねずみ

斉藤洋(文)
森泉岳土(イラスト)

 アリスのうさぎが面白かったので、同シリーズのこの本を手に取りました。

 「だいちくんのぴょんぴょんカエル」「ドッペルゲンガー」「シンデレラのねずみ」「エレベーターのあやかし」「少年の夢」の5編が収められています。

 きっとみんな不思議な話を持っているんだけど、誰にも言えないでいるのでしょう。そんなこと話したって信じてくれないだろうし、馬鹿なこと考えてるんじゃないよって怒られちゃうかもしれないんだもの。でも、この人なら黙って馬鹿にしないで聞いてくれるんじゃないかな?と思わせる何かを、この本の主人公は持っているんじゃないかしら。

 どうやら主人公も不思議な体験をしたことがあるらしくて、それが子供たちの不思議な話を聞いてくれる原点なのかしらと思えます。

 確かに不思議なことってあるんですよね。こんなところで会うはずのない人に会ってしまったり、知らない人が自分の知人の話をしていたり、ずっと忘れていたものがタンスの引き出しから出てきたり。

 友達からこんな話を聞いたことがあります。押入れを整理していたら昔お父さんからもらった手紙が出てきて、懐かしいなぁとそれを読み返した後しばらくして電話がかかってきたのだそうです。数年会わないでいた田舎のお父さんが急死されたという連絡だったそうです。

 不思議な思い出を話せる相手がいるって、とても幸せなことなのかなって思いました。

 1563冊目(今年101冊目)

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