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  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
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    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

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『密室を開ける手』 藤本 ひとみ

密室を開ける手

藤本ひとみ

 祖父を亡くした高校生の和典くんは、気持ちの整理がつかず葬儀に出ませんでした。しょうがないので家にいたところ、クリーニング店から戻って来た父のシャツに血のシミがあったのです。それに何となく違和感を感じた和則は、父に秘密があるのではないかと疑い始めたのです。

 そして、後日祖母と祖父の話をする内に更に疑問が湧いてきました。祖父の何かを父が調べているのではないかという疑問が。

 祖父の若き日のことを知ることは、和典くんにとってとても新鮮な驚きに満ちていました。生前にもっと話を聞いておけばよかったと思うことも多く、自分が何と愛想のない孫だったのかとガックリすることも度々ありました。

 自分が子供だった頃の記憶、何も知らなかった家族の歴史。これまで父親や祖父とほとんどコミュニケーションを取らずに来たことを、少しずつ反省するようになった和典くんは、自力で真実を探しに行くのです。

 つい無視しがちな肉親だけど、後で後悔しないためにも、いろいろなことを話し合うことがとても大切なのですね。

 1587冊目(今年125冊目)

 密室を開ける手 #NetGalleyJP

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