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『事実vs本能 -目を背けたいファクトにも理由がある-』 橘玲

事実vs本能
目を背けたいファクトにも理由がある

橘玲(たちばな あきら)

これまで子育ては、子どもをそこそこの大学にいれれば、あるいはそこそこの会社に就職させれば「終わり」と考えられてきました。しかしいずれのケース(川崎市で無職の男がスクールバスを待つ小学生たちを襲った事件など)も、40代や50代になってから居場所を失った子供が実家に戻ってきています。
すべての親にとって残酷な事実でしょうが、「子育てに終わりはない」のです。(本文より)

 5080問題とか、中年のひきこもりだとか、中年以上の子どもの問題が色々と起きています。かつて不良だとか、問題児だとかと言われた子供たちは10代から20代の若い子たちでした。でも、今問題視されているのは「中高年の子どもたち」なのです。社会に適応できず、もちろん結婚もできず、親に依存している子どもたちが、世間には大勢いるのです。

 実際、事件はたくさん起きているのです。親の介護に疲れて自殺してしまったり、年老いた親が死んでも葬式すらできず、遺体と一緒に暮らしていたり、親の年金しか収入がないので死亡届を出さずに年金を不正受給していたり、これまでの時代では考えられなかったような事件が数多く起きているのです。

 ということは、死んでもなお子どもの生活を心配し続けなければならない親が増えてしまっているのです。

厚労省が失態を繰り返すのは「素人」だから

 こんな日本になってしまったのは何故なんだろう?と考えたとき、政治がダメだからとか、役所が働かないからなんて言われますけど、そんなことの原因がこれなんですね。役所は様々な仕事をしてるのですが、それぞれに関して専門的な勉強をしてきた人が対応しているわけではないのです。素人がやっているから、無駄なことをやったり、統計データを正しく評価できなかったりしてしまうのです。良くわからない素人だから前例を崩すことができないのです。国民からの訴えすらも、やりたくないというより、理解できていないのかもしれません。

 知れば知るほど嫌になってしまう事実が多過ぎます。このままでは日本が沈んでいくのは間違いないですね。

1856冊目(今年161冊目)

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