49 新書

『「ひきこもり国家」日本―なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか』 高城剛

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『スティーブ・ジョブズ神の交渉力』 竹内一正

 ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ。(by Steve Jobs)

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『「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み』 岩崎明彦

 「フラガール」は日本アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめ、06年度の映画賞を総なめにし、独立系配給会社の映画としては、異例の興行収入15億円をたたき出した作品である。

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『わが青春のロック黄金狂時代』 東郷かおる子

わが青春のロック黄金狂時代―ビートルズからボン・ジョヴィまで (角川SSC新書 4)
東郷 かおる子
角川・エス・エス・コミュニケーションズ

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『なぜ勉強するのか?』 鈴木光司

なぜ勉強するのか? [ソフトバンク新書]
鈴木 光司
ソフトバンククリエイティブ

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『ピアノはなぜ黒いのか』 斎藤信哉

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『高学歴ワーキングプア』 水月昭道

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『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』 春山昇華

 昨年、世界の金融市場を揺さぶった「サブプライムローン」ですが、言葉は知っていても、それがどんなことなのか全く分からずにいました。そこで、この本を読んでみたのですが、その正体を知ってみると「あらビックリ!」。アメリカってえーかげんな国だなぁって思えてきました。

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『米原万里の「愛の法則」』

 この本は4つの講演の記録です。
 第1章 愛の法則
 第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ
 第3章 理解と誤解のあいだ
 第4章 通訳と翻訳の違い

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『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』

嶋浩一郎のアイデアのつくり方
嶋 浩一郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007/02/25)

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『アマチュアスポーツも金次第』 生島淳

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『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉』 山田真哉

 コストを削減したい。AとB、どちらのほうがお得でしょうか?
  A, 1000円のものを500円で買う。
  B. 101万円のものを100万円で買う。

 数字というのは、本来は分かりやすいものです。でも、言葉のアヤというか、数字のマジックに引っかかってしまうと、何だか分からなくなってしまうのです。

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『バール、コーヒー、イタリア人』 島村菜津

 イタリアに旅してまず驚くのはバールの多さです。わたしはミラノにしかいったことがありませんけど、街の1ブロックに一軒ずつバールがあるって感じでした。朝早くから開いていて、通勤前の人達がエスプレッソやデニッシュを頼んでいる姿を沢山見かけました。

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『YouTube革命』 神田敏晶

YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ
神田 敏晶
ソフトバンククリエイティブ (2006/12/16)

 ハードディスクレコーダーを導入してから、ビデオ時代より更に録画しておくものが増えました。そして録画し忘れたときには、YouTube で探します。投稿する単位が10分というくくりはありますが、それ以上の制限はほとんどありません。

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『キリスト教は邪教です!』 フリードリッヒ・ニーチェ

キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
フリードリッヒ・ニーチェ
講談社 (2005/04/21)

 やぎっちょさんのところで見つけたこの本、実に面白かったです!

 この本を読み始めて、まず想い出したのは Sex Pistols の「Anarchy in the U.K.」です。あの曲の最初の言葉は「 I am a anticrist」。Pistols より90年も前にこんな本を書いていたニーチェって凄い人です。

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『リーダーシップの旅 見えないものを見る』 野田智義 金井壽宏

リーダーシップの旅  見えないものを見る
野田 智義 金井 壽宏
光文社 (2007/02/16)

 マネジメントとリーダーシップは異なる。マネジメントは、複雑生に対処し、組織の安定性と持続性を維持するために機能する。これに対し、リーダーシップは創造と変革を扱う。「見えないもの」を見て、その実現に向けて人々の価値観や感情に訴え、彼らの共感を得て、自発的な協働を促す。(本文より)

 リーダーシップといえば、大勢の人たちを引き連れて動かす力だと思っている人が多い。確かにリーダーにはそういう面もある。でもそれだけだったらマネージャーの仕事の範疇でしかない。リーダーとはもう一歩進んで、次の段階へ進もうとする人のことだ。

 次の段階へ進もうとせずに、現状維持を良しとしている人たちは、みな口を揃えてこう言う。「忙しくて、次のことを考えるヒマがない」「仕事以外のことなんて考える余裕がない」要するに忙しいと言うのです。

 その忙しさの原因は何なのでしょう?その忙しさはどうにもならないものなのでしょうか?アクティブ・ノンアクション(不毛な忙しさ)にはまってませんか?本当にあなたは忙しいのですか?忙しいという言い訳が気に入ってませんか?

 どんな仕事をするのも、どんな人生を選ぶのも、それは自分で決めることです。誰かに勧められたとしても、それを実行するのは自分なんだから、誰かのセイだなんて言い訳はできないのです。今の自分のいる場所は、自分が望んだ場所なのです。

 「いや、そんなはずはない」と思っているかもしれないけれど、それは現実を無視しているだけ。自分の人生を誰かが決めているなんてことは無いんです。今自分が置かれている立場は、誰のせいでもなく自分の選択結果なのです。

 「夢なんか実現しないと言う人もいるが、実は夢しか実現しない。

 「自分はこんな事をしたい」という意志を持って突き進まない限り、流されてしまいます。会社だの、家庭だのという大きな流れに載ってしまえば、何も考えなくても生きていけます。でも自分以外の力で舵取りされる人生なんて、楽しいものなのでしょうか?

 キャリアとは「たった一回限りの自分の人生を運ぶもの」

 自分が自分らしく生きるのに必要なのは、「自分の意志を持つ」ということに尽きるような気がします。誰かに言われたからやるのではなく、ハヤリだからやるのではなく、自分がやりたいからやる。その中からしか、真のリーダーシップは産まれないのだと、この本は言っているように思えます。

764冊目

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『未来形の読書術』 石原千秋

未来形の読書術 (ちくまプリマー新書 62)
石原 千秋
筑摩書房 (2007/07)

 「落ち着いて本が読める」とはどういうことだろう。それは、周りが気にならないということだ。では、その「周り」とはなんだろう。周りの人のことだろうか。ちょっとした雑音のことだろうか。たぶん、そうではない。本を読む僕たちにとって一番「うるさい」のは自分の体だ。~ 中略 ~ もっとじゃまなものがある。それは、自分の意識だ。(まえがきより)

 読書をするために大事なことは2つあって、1つ目は面白い本を見つけるということ。これはインターネットのおかげでとても楽になりました。情報があり過ぎて、どれから読んでいいのか分からないということもありますけど、選択肢が増えたのは嬉しいことです。

 もう1つの大事なことが、「本を集中して読める状態を作る」ってことです。これをいかにうまく作り出すかということが、読書時間を増やす為の大きな問題です。

 電車の中とか、カフェとか、不特定多数の人が1人ずつバラバラに集まる場所は、読書するのにとても居心地がいい場所です。余り静か過ぎず、なおかつ人の話し声が余り聞こえないというのが理想です。

 音楽も好きなわたしにとって、好きな音楽が聞こえている状態だとかえって読書に集中できないんですよ。だって、音楽を聞いちゃうから。(^^ゞ 好きでも嫌いでもない音楽が静かに流れているのが一番いいですね。

 本を読むことに集中できると、自分の周りのことなんて何も感じなくなっちゃうし、時間も忘れちゃうし、これはある種のトリップかな?なんて思います。その本に描かれている世界へするりと入り込めたときの快感を知っているから、読書は辞められないんですよね!

753冊目

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『差がつく読書』 樋口裕一

差がつく読書 (角川oneテーマ21 (B-95))
樋口 裕一
角川書店 (2007/06)

 (どんな本でも)どれもがそれぞれの価値を持っている。それを求めている人の手に求めているときに渡れば、それは良書になる。(本文より)

 同じ本を読んでも、それを面白いという人と、つまらなかったという人が必ずいます。面白いと思った人同士でも、意見交換をしてみると面白いと思ったポイントは結構違っていて、人によってこんなにも感じ方が違うのだということに気付かされます。

 今読んでいる本が面白いと思えるときは、本当に幸せです。電車の中で本を読むことが多いわたしにとって、面白い本を手にした日は通勤時間が本当に短くなります。「あれっ、もう着いちゃった。もう少し読みたかったのに~!」なんてね。

 逆に、面白いよって奨められて読んでるのに、ちっとも面白くないときには、「何でこんな本選んじゃったかなぁ?」と思うこともあります。でも、それだって1つの勉強だと思うことにしてます。

 世の中には、一生かかっても読み切れないほどの本があります。その中から、どんな本に出会えるのかは、運命なのかもしれません。素晴らしい本との出会いは、一生を決めることだってあります。一冊の本が自分のこれからを変えてしまうかもしれないんですよ!

 ステキな本と出会うためには、とりあえずはたくさん読むしかないかなぁ?

751冊目

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『ブレインハックス』 佐々木正悟

ブレインハックス-人生を3倍楽しむ脳科学
佐々木 正悟
毎日コミュニケーションズ (2007/07/11)

 何か止めたいことものがあったら、止めるコツは禁止せずに先送りすること。後で飲む、後で食べる、明日飲む、明日食べる、そういうことにする。(本文より)

 ダイエットと言えば、「ダメ!」の連続です。夜遅くに食べちゃダメ、甘い物を食べちゃダメ、大好きなものを食べちゃダメ!なんだから、それはとっても辛いこと。止めるというプレッシャーは思いのほか厳しいのです。おまけに、タマに食べたり飲んだりする好物の美味しいこと!その魅力に負けてしまうのは、当然なのかもしれません。

 だから、これにうち勝つ為に「ダメ!」を止めようってのは、コロンブスの卵って感じです。「後で」と考えるのは「ダメ!」よりもずっと気が楽です。

 酒が飲みたくなったら、「後で飲もう、今は面倒だ」と考える。あるいはつぶやく。感情としては、仕事を先送りする感情を思い起こせばよいだろう。「一生飲めない」わけではないのだ。後で飲めばよいのである。ただ、今飲まないだけなのだ。

 「太る原因の食べ物を一生食べちゃいけない」、「お酒を一生飲んじゃいけない」と思っただけで、ダイエットの意欲が萎えちゃいます。(^_^;

 だからこそ「今は面倒だ」って所がミソなんでしょうね。「そんなことするヒマはないさ!」と自分を納得させればいいんですからね!

 脳のパターンに対して無理なことをしようとするから辛かったんですね。脳のパターンにすんなり馴染む行動を取れば無駄な努力をしなくて済むってわけだ!「先送り」のワザを是非とも使ってみたいと思います。

 そして、もう一つ気になったのがこれ↓です。

 象(大型動物)は体温の維持が容易であり、したがって代謝率は低い。モグラやネズミのような小型動物は、代謝率を高く保っていなければならず、その副作用として体細胞などの身体組織が傷つきやすくなる。脳内の神経細胞も、例外ではなく傷つく。

 この傷ついた身体組織を修復するのが睡眠です。だから、キチンと睡眠を摂らないと身体や脳の疲れが取れないんですね。睡眠時間を削り続けていると、結局は代謝率の低い身体になり、肥満につながるのかもしれません。睡眠を削ってまで働いたり遊んだりするというのは、いろんな意味で危険なことなんですね。

 睡眠をしっかり摂り、自分の脳のパターンを知る。これは実践あるのみですね!

748冊目

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『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』 太田直子

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

 最近、同業者から聞いたのだが、シネコンの入口でこんな言葉が聞かれるらしい。「吹き替え版は満員?しょうがないな。字幕版でも、まぁいいか」

 そうなんですよ!この間、シネコンにパイレーツ・オブ・カレビアンを見に行ったときに、わたしの前に並んでいた高校生らしき数人のグループがこう言ってました。「どっちにしますかって?吹き替え版に決まってるじゃない!字幕なんてめんどくさくて読めないよ。」

 「チョット待て!アニメなら吹き替えでもいいけど、俳優が出ている映画だったら、その人の声を聞きたいと思わないのか?ジョニー・ディップの声が吹き替えられちゃうなんて冗談じゃないよ!」とわたしは言いたい!

 外国映画を字幕なしで見られるようになりたい!というのは、未だに叶わない夢ですが、字幕に頼りつつもオリジナルの音で映画を観たいと思うわたしは、マイナーな人種なんでしょうか?

 映画の字幕作成をなさっている作者、太田さんのボヤキが満載のこの本、至る所で笑えると同時に、それじゃマズイよねと冷や汗が出る箇所もたくさんありました。字幕制作者が必死に作った字幕を勝手に変えてしまう制作会社とか、セリフがないところにまで字幕を入れろとゴネる担当者とか。映画を愛していない映画関係者がいること自体に腹が立っちゃいます!(-.-#)

 字幕にクレームを付けてくる人ってのも結構いるらしいですね。明らかに間違っている場合はしょうがないとして、元の表現のままじゃ日本の人に分かってもらえないようなことって多いですからね。意訳になっていたり、表現を変える事ってしょうがないじゃないですか。

 たとえばね、アメリカン・フットボールの人気選手の名前とか、マーチン・ルーサー・キング牧師の「I have a dream」の演説とか、注釈なしに分かる日本人って少ないですよね。そのまま字幕にするわけにはいきません。オリジナルでは「T.Oが」と言っていても、日本で分かってもらうためには「NFLのスター、テレル・オーエンスが」と言い換えなければならないんですよね。

 シェークスピアのセリフとか、聖書の一節とか、日本人にとって身近でない事項についての説明を、あの短い字幕の中に納めなければいけないんだもの、字幕を作るって本当に大変な仕事だと思います。その割に大変さを分かってもらえないところが辛いんだろうなぁ!

 わたしが大好きな「スクール・オブ・ロック」は、太田さんが字幕を作成した作品だったんですね。あの映画はロック・グループの名前が沢山出てきて、調べるのが大変だったろうなぁ!観ている方はけっこうマニアが多いですからね。

 このままじゃ、字幕の仕事は無くなっちゃうんじゃないかと太田さんは心配されてましたけど、それは大丈夫だと思いますよ。わたしみたいに字幕版が好きって人はまだまだ一杯いるんですから!ガンバレ!

742冊目

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『読書の腕前』 岡崎武志

読書の腕前
読書の腕前
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岡崎 武志
光文社 (2007/03)

 『教養』とはつまるところ「自分ひとりでも時間をつぶせる」ということだ。それは一朝一夕にできることではない。働き蜂達の最後の戦いは、膨大な時間との孤独な戦いである。~ 中略 ~ 「自分ひとりでもうまく時間をつぶせる」人のことを、「孤独な人」とは言わない。なぜなら、その人の時間はきわめて充実しているからだ。私はつまるところ、「孤独」を克服し、たったひとりで自分の内面を深めるのは「読書」以外にない、と考えている。(本文より)

 本を読まない人は「本を読む時間がない」というけれど、本を読む人はどんな隙間時間にも本を読みます。通勤電車の中、待ち合わせの時間、エレベータやエスカレーターに乗っているわずかな時間でも、とにかく読みます!どうしてそこまでして?という状況でも読み続けるのです。時間がない人ほど、なんとかして読書時間を捻出し、それこそ寝食を惜しんで本を読むのです。

 何故そこまでして本を読むのかと言えば、それは楽しいからとしか言えません。この本が面白いから、そして次に控えている本が面白そうだから、本を次々と読み続けます。あるレベルを超した読書家は、それは間違いなく中毒です。読書中毒、読書マニア、読書オタク、どう呼ばれたって構いはしません。本を読む快感はエンドレスなんですから。

 わたし電車の中で寝てしまって乗り越したことはありませんが、本に夢中になってしまって乗り越したことは何度もあります。(^^ゞ 電車で本を読めるから、会社に通えているのかもしれません。

 それと、電車を降りたタイミングで本を閉じるのがイヤで、ホームのベンチに座って続きを読むことが時々あります。(これは植草甚一さんもやってたそうです。)わざと乗り越して、折り返して来たこともあります。そこまでして読書時間を確保したくなるような本との出逢いを、もっともっとしたいなぁ!

 岡崎さんがこの本の中で書かれていた「本を読むことによって、自分の無知さを知る」という点は、わたしも同感です。「世の中にはこんな事があるんだ!」、「昔、こんな人がいたんだ!」「こういう理由があって、今はそうなっているのか!」と自分の知らない世界が拡がっていくのは快感です。

 「世の中の殆どのことを自分は知らないのだ!」と確認できることは本当に素晴らしいと思います。自分が知っていることだけで小さく凝り固まって生きていくなんて、なんてつまらないんだろうと思うのです。知識が拡がるにつれて、心も広がっていくのだと、わたしは信じています。

 読書を始めたばかりの頃には、何を読んでいいのか分からないという時期もあったけど、ある一線を越えたところからは、読みたい本のリストがどんどん増えてきます。最初に作ったリストをクリアする頃には、次のリストができていて、結局リストを制覇することはできません。

 小説であろうと、実用書であろうと、本を読むのは楽しいものです。タマには楽しくない読書になることもありますけど、そういうときには「この本とは縁がなかったんだ」と思うことにしています。人との出逢いも、本との出会いも、相性ですからね!(#^.^#)

 映画やテレビのような媒体とは違って、本を読むには自分の想像力が必要になります。自分の想像の翼に乗れば、何処にでも行けるし、どの時代にだって行けるのです。「どこでもドア」や「タイムマシン」を手に入れたも同然なのです。いつでも何処でも旅人になれるし、知らない誰かの人生を生きることもできるのです。

 こうやって書いているうちに、わたし自身の読書というものに対する思い入れが増してきたような気がします。益々本が読みたくなってきました。岡崎さんのような達人を目指して、読書の腕前を少しでも上げていきたいものです!

734冊目

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『プロフェッショナル進化論』 田坂広志

 「経験の浅い人間」や「体験の無い人間」は、どれほど、含蓄のある体験談やエピソード、物語や寓話を聞いても、「智恵」を掴めないのである。仮に「何かを掴んだ」と思っても、その多くは、「智恵」として掴むべきものを、単なる「知識」として理解しているに過ぎない。(本文より)

 同じ情報を得たとしても、それをどう受け止めるかは一人一人違う。その違いは本当に千差万別、想像を絶する答えが返ってくることだってあります。

 よく女性の間では「あれが痩せるのにいいらしい」とか「キレイになるにはこれがいいらしい」という話題で盛り上がりますけど。それに対する反応って、大きく分けると3つになります。

  1. 「そりゃいいねぇ!」と思い、実際にやってみる人
  2. 「いいねぇ!」と口では言うけど、何もしない人
  3. 「そんなのムリだよ!」と思う人

 やってみた結果、ダメだ!となるのは構いません。それは経験として蓄積となるんだから、決してムダじゃありません。「いいねぇ」って言うだけの人っていうのは、知識としてしかその情報を捉えていないって事なんですね。更に「ムリだ」と思う人に至っては、それは知識にすらなっていないんだなぁ。

 世の中には色んな事がありますが、自分が興味を持てることだったら「とりあえずやってみる」って事が大事だと思います。行きたい場所があるなら行ってみればいいし、着た衣服があれば着てみればいいんです!

 「そんなのムリだ!」と思っているのは自分だけなんですから。誰も止めていないのに自分から止める必要なんてありません!というか、誰かに止められたからといって、止める必要もないしね。法律違反や、誰かの迷惑になるようなことでなかったら、ドンドンやっちゃえばいいんです。

 やってみることによってしか理解できないことが世の中には実にたくさんあります。これまで食べたことがないものがどんな味なのかは、食べてみるしかないんです。自分がどう思うかが一番大事なことであって、人がどう評価するかなんて大抵の場合はどうでもいいことです。

 人がどんなに評価していようと、自分にとってどうでもいいものってあります。かと思えば、「騙されたと思って食べてみなよ!」と言われて試してみたら、凄く美味しかったということだってあるし。どんなことだって試してみなけりゃ分かりません。

 「試してみよう!」という好奇心、素直に人の意見を聞ける心、これこそが大事だと思うんです。好奇心がない人生なんて、つまらないなぁ!色んな事をやってみている内に自分の好みも分かってくるし、意外な発見だってあるかもしれません。何があろうと実行あるのみ、でしょ!

725冊目

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『伝える力』 池上彰

伝える力
伝える力
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池上 彰
PHP研究所 (2007/04/19)

 自分が分かっていないと、人に正確に、わかりやすく伝えることは不可能です。 (本文より抜粋)

 話すにしても、書くにしても、自分が思ったことをそのまま分かって貰うことって難しいです。(^^ゞ チョットした表現の差で違う意味になってしまったり、似ているけれど何か違うぞという伝わり方をしたり、自分の考えを相手に伝えるって実に難しいものです。

 自分1人では分かったつもりになっていても、それを誰かに伝えようと思うと、「あそこも分からない、ここも分からない」という事になって、もう一度調べ直さなくっちゃ!ということが良くあります。自分の理解度なんて結構いい加減なものなんですよね。

 難しいことを簡単に書く、話す

 この頃、会社でも世間でも、カタカナの専門用語が益々目立つようになってきました。「コンプライアンス」「リスクヘッジ」「コンテンツ」「アイテム」「CEO」。こういう言葉ばかり使って、文章を書いたり話したりする人っていますよね。あれって、結局は「~のような感じ」でしかないんです。どうしてハッキリ言わないんだろう?

 たとえば、コンプライアンスという言葉があります。これを日本語訳すると「法律を守ること」です。そう言われば、「ああ、そうか」とすぐに分かりますけど、「コンプライアンス」と言われてもねぇ。この言葉を分からない方が普通であると思うのはわたしだけでしょうか?

 これは著者の池上さんも書いてらしたけど、やたらと四文字熟語や難しい表現を使いたがるというの困りますよね。頭の余り良くない人が、頭のいい人のフリをしているだけって感じがします。やさしい言葉を使って、誰にも分かるような文章を作ることが出来る人こそが、本当に頭のいい人なんだと思います。

 話すときも、書くときも、色々と気を付けなければいけないことが沢山あります。使ってはマズイ表現とか、主語が何処にあるのかをハッキリさせるとか、技術論はモチロン必要です。でも、その根っこにあるのは「愛」なのだと思うんです。相手を思いやる気持、そこにいない人のことも尊重する気持、そういう気持こそが「言葉を伝える力」だと思うんです。

 口先だけで心がこもっていなけれ