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『ブラフマンの埋葬』 小川洋子

ブラフマンの埋葬
ブラフマンの埋葬
posted with amazlet on 04.09.01
小川 洋子
講談社 (2004/04/13)

 芸術家が訪れる施設の管理人という仕事を主人公はしています。山里のとても静かなところです。彼はいつも仕事を淡々とこなしています。そんな彼のところにブラフマンがやって来てから、彼の生活は随分変わったのです。そして、気が付いたら彼の生活の中心にブラフマンがいたのです。

 とても静かな生活なのでしょう。わたしは、こんな主人公の生活にちょっと憧れてしまうのです。

 人であろうと、動物であろうと、一緒に暮らしているうちに、その存在が不可欠のものになっているのに、それに気づかずにいるんですね。いざ、いなくなってみて始めてその存在に気づくということがあるのでしょう。

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日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

本当にのんびりとしたいい場所でしたね。そして心地のいい場所でゆったりとしていたらガツンとやられてしまいました。

読んだ後、暫く立ち直れませんでした。

ななさん☆コメント&TBありがとうございます。



ブラウマンってどんな姿をしてるんだろう?どんな声で鳴くんだろう?なんて想像しながらこの本を読みました。



確かに、最後のガツンは効きましたね。

Rokoさん、こんにちは。
わたしも主人公の生活には、ほんの少し憧れます。
「創作者の家」というネーミングからして、いいですよね。
最後のガツンは、かなりショッキングでしたが、
味わい深い作品でした。いい本と出会えてよかったです。
今年もどうぞよろしくお願い致します!

ましろさん☆こんにちは
主人公の生活に何となく憧れちゃいますけど、わたしはやっぱり都会からは離れられそうにありません。(^^ゞ
今年もどうぞよろしくお願いします。

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» 「ブラフマンの埋葬」 [ナナメモ]
ブラフマンの埋葬小川 洋子芸術家が集まる「創作者の家」の管理人をしている僕、夏の朝家のドアの前に茶色い生き物見つける。 傷ついているその生き物に「ブラフマン」と名付け、管理人の仕事をしながら世話をする。きれいな泉。古代遺跡。自然がいっぱいの中でのブラフマ... [続きを読む]

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