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『株はあと2年でやめなさい』 木戸次郎

 フランス、ドイツ、ロシアはイラク攻撃に反対した。その理由は、やはり石油利権構造の変化である。これをやられるとロシア経済は破綻してしまう。現在、ロシア経済が好調を維持しているのはやはり石油が売れているからなのだ。今、アメリカがイラクの石油をコントロールするようになると、石油の供給量に変化が生まれるだろう。
 忘れてはいけないのは、ライス安全保障補佐官の専門はロシア問題だということである。(本文より抜粋)

 株のことを勉強しようと思えば、世界の経済を知らなければならない。世界の経済を知ろうとすれば、政治を知らなければならない。なのに、日本の経済は日本だけで成立しているワケじゃないってことを分かってない人って多いんだなぁ。

 石油も、食料もほとんど外国に依存しているし、モノを作る機能はどんどん中国などのアジア諸国に移動している。日本の中でこれから生き残っていけるのは、サービス業、観光業、そしてIT関係(設計や企画)ってところなんだろうか?

 かつての日本では、みんな中流だと思って生きていたけれど、これからの日本は中流っていうところはスッポリ抜けて、上と下に大きく二分割されるんじゃないかな?「世界を見られるかどうか」ってことと、「自分ってものをもっているかどうか」がそれを決めてしまうのだとわたしは思う。誰かの指示を待っている人は、一生使われているだけってことだよね。

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コメント

 これまで日本人は『貧富の差』ってのを極端に毛嫌いしていた様に思います。 持てる見であるが故に持たぬ者を侮る人間をこそ浅ましいと考え、誰もが同じレベルで生活する事が当然であるみたいな考えがあったと思うのです。 が、最近は変わってきているみたい。 やはりこの不況下で我が身と我が暮らしを死守する事が最優先であり、他人を顧みる余裕は無いようで、しかし、その状態こそがこの資本主義社会の主流な世相なんだと思います。 日本人がこれまで持っていた世界にも稀な温和な性格は、失われていくでしょう。 ただ気がかりなのは、確かにこの『温暖な』社会で育てられたわが国の子供たちが、全世界並みの『過酷な』社会に放り出される事になった時、生き残る事が出来るかと言う事です。



 それにしても2008年と言うのは早過ぎるなぁ。

usagi3へ☆

おお、社会派なusagi3を初めて見ましたぞ!



何でもかんでもみんな一緒だった日本の資本主義って、実は社会主義だったんだと思うんです。

本当の資本主義社会はこれから始まるんだぞって事なんでしょうね。

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