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映画 「ターミナル」

 監督がスピルバーグで、主演がトム・ハンクスだから間違いない!ということで観にいってきました。そして感想は、「期待通り、いい映画でした!」

 主人公ビクターは、J.F.K空港に到着したのだが、母国でクーデターが発生し、無国籍者となってしまいます。そして空港から出ることができなくなってしまんです。英語もほとんど分からない彼が、そこに自分の居場所を作り、友達を作り、だんだんと適応していく姿は痛々しくもあり、頼もしくもあるのです。

 トム・ハンクスはやはり「化け」ますねぇ。旧ロシアから独立した小国から来た男を見事に表現しています。自分の身に起きた出来事を理解できずに呆然とする姿、空港で捕まりそうになったロシア人男性を助けた時の毅然とした姿、そしてラストの達成感にあふれた姿、どの姿もすばらしい。

 空港って、不思議な空間ですよね。来る人、行く人、目的も行く先も様々で、いろんな人がいて、でもそこは通過点でしかないんです。ゲートを越えるまでは入国したわけじゃない、つまりそこはどこの国でもないってことですよね。不思議の国のアリスの世界に近いのかもしれないなんて思ってしまいます。

 ずっと空港の景色を観ていたら、なんだか旅に出たくなってきてしまいました。

2004年 アメリカ(UIP配給)
原題:The Terminal
監督:スティーヴン・スピルバーグ
@錦糸町楽天地

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映画」カテゴリの記事

コメント

トム・ハンクスは好きですね。
その昔、『スプラッシュ!』と言うファンタジーを映画館で見ました。
わしが劇場まで足を運ぶのはホントに珍しい事で、今でも印象に残っています。
ところで、11月に北海道に行った時乗ったのが、実は初めて飛行機に乗ったと言う訳です。
『飛行機ってホントに飛ぶんだぁ〜』と正直、しみじみ思いましたね(爆)  

わたし、初めて飛行機に乗ったのが国際便で、たった一人で目的地まで乗り換え2回、通算でまる1日かかってトホホだった記憶がござんす。
トム・ハンクスって「めぐり逢えたら」からのファンなんですけど、どの作品もはずれなしですねぇ。

Rokoさん、こんばんは。
お邪魔しま〜す。
空港って旅慣れていないと不安な場所に感じませんか?
特に国際線ってよく分らなくて、毎回びびっていた気がします。
入国チェックの所なんて、英語が分らないとホントに「???」って感じですよね。
そんな誰もが一度は感じたことのある不安さを表していて、映画を「分るよ~!」って思いながら見てました。
そういう所も表していて、上手い映画だな~って思いました。
トム・ハンクスが出演している映画って本当にハズレがないですよね。
貴重な俳優ですね。

トム・ハンクスって、決して化けるって感じじゃないんだけど、宇宙飛行士になっても、社長さんでも、田舎のおじさんでも、どれもなりきってるんですよね。
不思議な人で、とっても好きです。
ヘ(^o^)/

こんにちは。
TBありがとうございました。
トム・ハンクスってやっぱりうまいですよね。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは綺麗でしたし...
ターミナル、よかったなぁ。

ターミナルって、本当にイイ映画でしたよね。
トム・ハンクスは「ダ・ヴィンチ・コード」にも出るんですって!
こちらも楽しみです。

Rokoさん、こんばんは。

英語が全くわからない役。
本当に理解できないのか?って思うくらい
喋る英語はタドタドしいし、子供みたいに無邪気な顔していましたよね。

私もこの映画見ていたら旅したくなりました。
無国籍になって空港に留まるのは困りますけど。

ななさん☆こんばんは
こんな目にあったら怖いなぁと思いつつも、海外旅行へは行きたいです。
今すぐにでも!(^^)v

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