『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』 佐藤富雄
ウォーキングは自分にあったリズムを長時間キープできます。これが脳の働きをものすごくよくします。脳の栄養剤ともされるベータエンドルフィンというホルモン物質がどんどん分泌されるからです。セロトニンというホルモンも分泌されます。セロトニンというのは、イライラや不安、ウツの気分を追い払う特効薬です。(本文より抜粋)
気持ちの持ちようで、精神も変わるし、体も変わると著者はいいます。その気持ちを安定させるためにウォーキングがとても効果的だというのは面白いですねぇ。体を動かしてカロリーを消費させるためにウォーキングをするのだと考えがちなのですが、実は歩くことによって脳が安定し、それによって体が変わるんですね。
歩くことによって頭の回転も良くなり、悩みごとの解決も早くなるというのは実に嬉しい効果ですね。とにかく、じっとしていてはいけないようです。そして、どうせ歩くなら屋外がいいようです。
花や木や建物、お店のディスプレイ、コーヒーの香り、そんな様々な情報が脳に良い刺激を与えてくれるんですね。寒いからって閉じこもっていないでお散歩しましょうよ!忙しい人でも、お昼のついでにちょっと公園を歩けば、いいことあるかも?
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