『大人のスピード読書法』 中谷彰宏
応用問題ができないのは、算数ではなく、国語ができないのだ。
いつでも読めると思っていると、永遠に読めない。(本文より抜粋)
本を読むヒマがないとボヤく人が多いけれど、それってウソだよね。テレビ見たり、飲みに行ったりするヒマはあるんだもの。本を読もうと思えば、どこでだって読めるじゃない。トイレでも、お風呂でも、どこでだって本は読めちゃう。テープやCDになった本もあるから、車の中だって耳からの読書は可能でしょ。要は、読む気があるかどうかってことなのよね。
どんな本を読んだらいいのか分からないっていうなら、本好きな友達に「面白い本ない?」って聞けばいいだけ。いくらでも紹介してくれるし、もう読んじゃった本ならたいていは貸してくれますって。
それがイヤなら本屋さんへ行って、平積みになっている本の表紙を見て、気に入った表紙の本を読んでみるってのもいいんじゃない?「ジャケ買い」ってけっこう「当たり」が多いのよね。そういうのが得意じゃなければ、とりあえずベストセラーを選ぶってのもアリだとおもうな。
この本読まなきゃって思いながら、読まずじまいの本ってありませんか?いつでも読めるさって思っていたのに、そのままになっちゃうことってよくあること。チャンスの神様には前髪しかないんだから、これだって思ったらすぐにやっちゃわないとね。さあ読もうと思ったら、もう本屋さんにはなかったなんてことがないようにね。
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