『40歳からの人生を簡単にする99のコーチング』 吉田典生
遊びで充電していますか?遊びで放電していますか?
本当に欲している楽しみは何ですか?(本文より抜粋)
「自分が好きでやっていると思い込んでいるだけ」ってことがありませんか?えっ、そんなもんないよって思ったでしょ?ところがだ、結構あるのよ。
日曜日には家族サービスしなくちゃって思ってるお父さんってケッコウいるでしょ。でもさ、それっておかしくない?何で家族にサービスしなくちゃいけないの?そういうこと考えたことある?サービスっていうのは、本来は「対価」なの、つまりお金を頂いて行うのがサービスってわけ。家族に対して行う行動がサービスであるはずがないのよ。
家族と一緒に遊びたいとか、一緒に時間を過ごしたいと思うのは「愛」でしょ?「愛」なしにただ一緒に行動をするのは「義務」だからってこと?家族からどっかへ行こうよって言われて動き出す「義務的行動」って「仕事」と変わらないじゃない。だから「サービス」っていう表現になっちゃうんじゃないかな?
誰かから命令されて、しょうがないからやっているっていう気持ちでいたら、どんなことも楽しくないだろうなぁって思うの。せっかくのごちそうも、接待する側だったら味わえないってこと。そんなことばっかりしていたら、自分は何をしたいのか分からなくなってしまうんじゃないかな?
年末からお正月にかけて新年の目標を立てる人って多いですよね。資格を取りたいとか、仕事をどうするか、何かを買いたい、どこかへ行きたい、とかってね。そこでちょっと考えてみて欲しいんです。それって誰の為の目標なの?ってね。本当に自分のための目標なの?誰かのマネをしてるだけなんじゃない?同僚のAさんがハワイに行ったから、ウチも行こうとか、友達のB子ちゃんがグッチ買ったから、わたしも欲しいとかってだけなんじゃないの?
一番最初に考えなければいけないのは、自分はこれをしたい!これを食べたい!この人と一緒にいたい!そういうことでしょ?自分ってものを自分が大事にしてあげなかったら、他の人だって大事にしてくれるわけないじゃない!ガマンするだけが人生じゃないでしょ?楽しいことがあるからこそ生きていけるんだもの、自分の好きなことを追求しましょうよ!
« あけましておめでとうございます(2005年) | トップページ | わたしにとっての読書 »
「新書」カテゴリの記事
- 『安いニッポン 「価格」が示す停滞』 中藤玲(2022.06.01)
- 『2030年の東京』 河合雅司 牧野知弘(2022.04.23)
- 『「婚活」がなくなる日』 苫米地英人(2021.12.21)
- 『パンデミックの文明論』 ヤマザキマリ 中野信子(2021.11.15)
- 『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』 鴻上尚史 佐藤直樹(2021.10.31)
コメント