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映画 「ネバーランド」

ネバーランド
ネバーランド
posted with amazlet on 06.04.25
アミューズソフトエンタテインメント

 この映画の原題は「Finding Neverland」。どのようにしてピーターパンの物語ができたのかというお話です。

 主演のジョニー・ディップに惹かれてこの映画を見たのですが、彼よりも気になってしまった出演者が2人いました。夫を癌で亡くした未亡人シルヴィアを演じたケイト・ウィンストレット(タイタニックのヒロインを演じていました)は、母親の優しさと強さがあってとても美しかったし、その三男のピーター(ピーターパンは彼の名から付いた)を演じたフレディ・ハイモア君がとてもイイ!黒い杉綾のコートを着た彼の瞳がたまらん!のです。

 ダスティン・ホフマンが出演しているのにもビックリしてしまいました。彼は大人になったピーターパンの物語「フック」でフック船長役でしたよね。

 100年前のロンドンが舞台なのですが、この頃って自動車と電灯はあるけれど、それ以外は殆どが人力の時代なんですね。舞台装置を動かすのも、家事労働もすべてが人の力。主人公が原稿を書くのも、タイプライターではなくノートとペン。映画もラジオもまだない時代、演劇が最もポピュラーな表現だった時代なんですね。

 主人公ジェイムス・バリの親友がコナン・ドイル(もちろんシャーロック・ホームズの生みの親)だなんて、不思議な巡り合わせがあるものです。この2人によって作られた物語が、今でも大勢の人達に読みつがれているというのは凄いことですよね。

 ジョニー・ディップは、よくカメレオン俳優って呼ばれるけど、この映画でも見事にスコットランド出身のジェイムス・バリを演じていて、見事に英国紳士になってます。でも、子供達と遊ぶシーンで海賊の船長になると、それはまるでパイレーツ・オブ・カレビアン!こういうのがやっぱり似合うなぁ!

 この映画の終盤には、やっぱり泣いちゃいました。胸が熱くなるってこういうことなんだって、しみじみ感じてしまいました。特に最後のベンチでのシーンは忘れられないです。

 ネバーランドってどんなところなのかな?そこは、きっと美しくて楽しいところだよね?

2004年 アメリカ=イギリス
原題:Finding Neverland
監督:マーク・フォスター
@錦糸町楽天地

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映画」カテゴリの記事

コメント

cyazさん☆TBありがとうございます。
少年の心を持った大人って魅力的ですね。
そして、ケイト・ウィンスレットがとにかく素敵でした。

ケイト・ウィンスレットが母親らしくて、良い感じでしたね。どうしても「タイタニック」の印象が強いですが、この人は元々演技の上手い人なんでしょうね~。
フレディ・ハイモアとジョニー・デップの再びの共演、楽しみですね!
TBさせて頂きました。

sheknowsさん☆コメント&トラバありがとうございます。
「チャーリーとチョコレート工場」は、今から楽しみ!
絶対見るぞ~!

僕は劇中のピーターパン役の人が、結構好きだったりします。あはは。
ふと、僕にとってのネバーランドはどこだろう?などと考えたりして・・・
で、やっぱチョコレート工場、前評判いいですねーー。こりゃ楽しみ

winosさん☆お久しぶりでやんす。
> ふと、僕にとってのネバーランドはどこだろう?などと考えたりして・・
うむ、それは難しい!
それって、永遠のテーマなんじゃないかな?

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