『世界最速『超』記憶法』 津川博義
この本、ホントに凄いです。わたしも、あれ~という間に「薔薇」が書けるようになっちゃいました。漢字も、英単語も、地名も、覚えるコツって本当にあったんですねぇ。これを学生時代に知ってたら、どんなに勉強が楽だったろう?なんて思います。
覚えるコツって、とってもシンプルなんですね。コツその1は、忘れやすい部分を認識し、「そこに○を付ける」ってこと。自分はここが分からないんだって場所に○を付けて覚えると、そのポイントに他の部分が付いてくるなんて、なんだか不思議な気持ちになってきます。
コツその2は「配置を覚える」ってこと。大きな○を書いて、その中に十文字に線を引き、必要に応じて線を何本か引いて、小さな○で覚えたい場所を表示します。例えば、中心に東京があって、右側には千葉、少し上には埼玉というように○を書きながら覚えていくと、それぞれの関係が明確になって覚えやすいというんです。やってみたら、あらその通り、北海道の地図まで覚えちゃいました。
そして、どんな手法を使うにしても、忘れる前に、もう一度思い出すということが大切なんですね。何かを一旦覚えても、明日になったら忘れてしまう。でも、今日のうちに思い出せば、割と簡単に思い出せる。そういうことの繰り返しで、どんどんものを覚えていけるなんて、当たり前のようで、誰もやっていなかった方法です。
受験生はもちろん、「最近物忘れがひどくて」なんてぼやいてる人にも絶対にお薦めの本です。
ちょっとしたコツを知るだけで、こんなにも記憶力は伸びるんだって、かなり感動してしまいました。
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学生時代の記憶力ってなんだったろうって思ってしまいますね!
今後ともありがとうつながりでよろしくお願いします!!
投稿: arigatou | 2005年3月30日 (水) 00:07
arigatouさん☆コメント&TBありがとうございます。
なんにでもコツってあるんですねぇ!
知は力なりってことですね。
投稿: Roko | 2005年3月30日 (水) 00:28