映画 「アメリ」
アメリを、観よう観ようって思いながら、今まで観てなかったんですよ。原作はだいぶ前に読んでたんだけど、この映画はかなり原作に忠実で気に入りました。
まず気に入ったのが、登場人物がみんなオシャレってこと。フランス人にとっては当たり前なのかもしれないけど、さりげなくステキなんですよ。カフェにいる人達も、画家のおじいさんも、八百屋さんも、ポルノショップのお姉さんも、みんな「自分らしさ」があって、こういうのが「センスがいい」ってことなんだろうなって思います。
そして風景も美しい!パリの町並みも、駅の構内も、メトロの構内も、田舎の家も、みんなステキ。こういうものに囲まれて暮らしていたら、みんなセンスが良くなっちゃうのかなぁ?なんて、ちょっとうらやましくなってきました。
主人公のアメリちゃんはちょっとヘンな子だけど、アイデアがどんどん湧いてくるし、それを本当にやってしまう実行力がすごいなぁってビックリしちゃいます。
恋の橋渡しをすることもあるし、いやな奴をやっつけることもあるし、そのなかでも一番キュートなのが「赤い帽子の小人さん」の人形を旅させてしまうアイデア。パパをビックリさせるには充分でしたね。
こういう作品を作れるのは、やっぱりフランスだからかな?なんて思います。オドレイ・トトゥって本当にアメリにピッタリでこれまた納得。いやぁ、イイ映画だったぁ!
この「アメリのしあわせアルバム」を開くと、またまたアメリ・ワールドに浸ることが出来て、とっても幸せ!
2001年:フランス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
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コメント
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アメリ、私も先日BSでやっと観ました♪
前から観たかったんだけど、ビデオ借りそびれていました(^^ゞ
本当に、フランス映画らしくお洒落で小粋な映画でしたね。それに主人公のアメリを始め登場人物が皆とてもユニーク(笑)。
小さい頃、心配症のお父さんからの聴診器にドキドキして心臓病と間違えられ、学校に行けなかったことからして風変わり?!
教会で母親とお祈りして建物を出た矢先、母親が落下物(人だったっけ?^_^;)の下敷きになり亡くなってしまうのにもちょっとびっくり!
でも最後はハッピーエンドでなんかほのぼのとしたエンディングでした。最後、恋人とバイクに楽しそうに乗っているシーン、「ローマの休日」を思い出しました♪
投稿: Masako | 2005年2月12日 (土) 18:22
Masakoさん☆コメントありがとうございます。
どの登場人物もクセモノだし、ヘンなことがたくさん起きるし、でもホノボノしているっていう、不思議でおしゃれな映画ですよね。
投稿: Roko | 2005年2月13日 (日) 00:48
TBありがとうございます。
アメリちゃんを始め、ヘンな人ばっかり出てきますけど、よく考えたら自分の周りにも、そして自分も、ヘンな人ってけっこういるんですよね。(^^ゞ
投稿: Roko | 2005年3月 6日 (日) 10:29
ココさん☆トラバありがとうございます。
> 意地悪なおじさんの部屋の仕掛けがなんとも面白かったです。
いろんな面白さがまぜこぜになっていて、クスクス、ウフフの連続でした。
こういう味ってなかなかないのよねぇ。
投稿: Roko | 2005年9月25日 (日) 19:59