ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『ザ ステーショナリー 銀座・伊東屋100年物語』 | トップページ | 『コイノカオリ』 角田光代 島本理生 栗田有起 生田紗代 宮下奈都 井上荒野 »

『バランス力のある人が、成功する。 自分を立て直す57の方法』 中谷彰宏

 すべてのアクシデントは、バランスを立て直すきっかけなのです。バランスを立て直せることはラッキーです。一番アンラッキーなことは、ずっとうまくいって、バランスが傾き続けることです。(本文より抜粋)

 うまくいっていればラッキー、うまくいかなければアンラッキーだと、ついつい思いがちです。でも実はそうじゃないということに気付かなければいけないんですね。

 いつも元気だったら、元気でいるのは当たり前です。ラッキーとか、ついてるなんて思いもしません。でも、ちょっと具合が悪くなって、それが直ったときに初めて「元気っていいもんだな」と気が付くんですよね。ところが、元気でいられて幸せだってことも、またしばらくすると忘れてしまいます。次に具合が悪くなったときに、やっと思い出すんです。

 その現象だけを見れば、アクシデントってイヤなものですよね。いつもの電車に乗ろうと思ったら事故で止まっていたとか、トンカツを買ってきて、さぁ食べようと思ったらソースがなかったとか、デートの約束をしていたのにドタキャンされたとか。ついついムッとしてしまいます。何でこんな目に遭わなきゃいけないんだよ〜!なんて、文句の一つも言ってしまいます。

 でもね、そのアクシデントをアンラッキーだって決めたのは誰ですか?他の誰でもない自分→(^^ゞなんですよね。他の人にとってアンラッキーだったわけじゃないし、他の人が「あんたはアンラッキーなんだよ」って言ったわけじゃない。そう決めたのは自分なんです。だったら、そのアクシデントをラッキーだって考えられる自分になった方がいいでしょ?

 電車が使えないので、いつもは乗らないバスに乗ってみたら、おいしそうなラーメン屋さんを見つけたとか、トンカツにかけるソースがなかったので、大根おろしとポン酢で食べたらおいしかったとか、デートをドタキャンされたので、この間から見たかった映画を見に行ったとか、自分をハッピーな方へ展開させるチャンスをアクシデントが与えてくれたって考えたら、アクシデントもなかなかいいものでしょ。

« 『ザ ステーショナリー 銀座・伊東屋100年物語』 | トップページ | 『コイノカオリ』 角田光代 島本理生 栗田有起 生田紗代 宮下奈都 井上荒野 »

日本の作家 な行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 『ザ ステーショナリー 銀座・伊東屋100年物語』 | トップページ | 『コイノカオリ』 角田光代 島本理生 栗田有起 生田紗代 宮下奈都 井上荒野 »