『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』 エルネスト・チェ・ゲバラ
新宿あたりを歩いていると、ゲバラのTシャツを着ている若い子がけっこういるのよね。彼がどんな人かなんて知らなくったって、カッコイイんだもんってだけで着ている子が多いみたいだけど。革命家になるなんて思いもしない、まだ学生時代の彼がこんな貧乏旅行をしてたなんて、いつの時代にもこういう男の子っているんだなぁって思うと、妙に嬉しくなってくるんです。
チェ・ゲバラってキューバ革命の英雄なんだけど、日本では名前と顔しか知られてないことが多いんですね。まずは、彼はアルゼンチン人だって事。大学で医学を学び、最初は従軍医師として働いていたのだけど、いろんな偶然が重なってカストロと出会い、そこからキューバ革命に関わるようになったんですね。
そして「チェ」っていうのは、アルゼンチンで「友達」に呼びかけることばなんですって。彼の本名は Ernest Guevara なんだけど、気が付いたら Ernest Che Guevara って呼ばれるようになってしまったんです。
この旅でゲバラと友人グラナードは、アルゼンチンからチリ、ペルー、コロンビア、ベネズエラを訪れるのですが、最初はバイクに2人乗りをして旅していきます。転んではバイクを壊し、直してまた走り、野宿したり、どこかの家に泊めてもらったり、これぞ貧乏旅行の醍醐味があふれています。
途中でついにバイクが壊れ、ヒッチハイクの旅になっていくのですけれど、よくぞこんな呑気な旅ができたもんだなと思います。喘息持ちのゲバラが時々具合が悪くなっても、必ずどこかに転がり込んでなんとかしてしまうところが、若いってこういうことだなぁと思ってしまいました。
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この本は映画「モーターサイクルダイアリーズ」の原作になっているものでしょうか?こういう話を読むとほんとに若いっていいなぁ・・と思いますね。
自分もこういうときがあったのにね。
ま、私の場合、ヒッチハイクとかバイクの旅はしたことないけど・・
投稿: ゆみりんこ | 2005年3月15日 (火) 20:11
ゆみりんこさん☆ピンポン!あの映画の原作です。
といっても映画はまだ見てないんだけどね。
「深夜特急」とも通じる豪快な旅の記録です。
若い頃って、お金が無くても楽しいことがいっぱいあるのよね。
わたしはアメリカでのグレイハウンドの旅を思い出しちゃいました。
投稿: Roko | 2005年3月15日 (火) 22:53
ううう、公衆電話のお釣りをかき集めてインスタントラーメンを買った・・・って友人が言ってました。(いやいや僕じゃないです)
貧乏はイヤだけど、貧乏時代はいいね、と思います。
あ、いまでもビンボーかあ。またこれも心も持ちようひとつですねん。
投稿: winos | 2005年12月 3日 (土) 22:13
winosさん☆いらっしゃいませ~
伝説の星になっちゃったチェ・ゲバラだけど、彼だって普通の貧乏学生だったのよねぇ。
貧乏な頃の思い出って、後になってみればけっこう笑えることばかりだと思いません?
心ひとつであたたかくなる♪なんて歌もあったなぁ。
投稿: Roko | 2005年12月 3日 (土) 23:08