『精神道入門』 小栗左多里
小栗さんはいろんな修行をしてみようということで、ミニ修行体験をいろいろやってみるんですけど、やればやるほど「煩悩が湧いてくる」ところが面白いですねぇ。
瞑想・写経・座禅・滝・断食・お遍路・内観、どれも具体的なイメージが持ちにくいものだったり、イメージだけが先行してたりってものなんですけど、この本でちょっとだけ覗き見できたような気がします。
たとえば瞑想っていうと、座ってやるものだって勝手に思ってたんですけど、それだけじゃないんですね。歩きながら瞑想するなんて、思いもしなかったです。かかとが床に触れるとか、右足が前に出たら右と確認する。余計なことを考えたらそれは「雑念」と処理していく。実際にやってみたらかなり疲れそうです。
いつかお遍路さんはやってみたいと思っているので、ここの部分が一番興味深かったです。小栗さんも、他の修行よりは楽しそう(?)にしてるし、他の修行と違って、自分のペースでできるところがいいのかもしれません。
どの修行も、基本的には指導者の指示に従って行動しなければいけないので、そういうことが苦手な人には、文字通り修行になるんでしょうね。でもそういうのが好きな人にとっては、かえって危険なことになるのかもってところもありそうですね。
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