映画 「ロング・エンゲージメント」
結婚の約束をした恋人マネクが戦死したという知らせを受けたマチルダ(オドレイ・トトゥ)は、それを信じられず、様々な手を尽くして彼を捜します。周りの人達がどんなに「彼は死んだのだから」と言っても、彼女の信念は変わらないのです。
あのアメリのジャン・ピエール・ジュネ監督&オドレイ・トトゥの組み合わせですけど、今度はもの凄くシリアスなドラマです。でも、フランス映画ですからね、どことなくお洒落な雰囲気が流れています。
とはいっても戦場のシーンは辛いですねぇ。塹壕にしても、野戦病院にしても、あんな中で生き残れるのは本当に運のいい人だけなんだなって思います。恋人のマネク(ギャスパー・ウリエル)がとってもういういしくって、こんな子までなぜ戦争に徴収されちゃうのって気持ちになってしまいます。
そうそう、ジョディ・フォスターがこの映画に出演してるんですけど、思いっきりフランス人になりきっちゃってます。そしてマリオン・コティヤールという女優さんがとても気になりました。ビッグフィッシュにも出てたのに、あの時は気が付かなかったなぁ。
2004年 フランス(ワーナー配給)
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
原題は "Un long dimanche de fiançailles"(婚約中の長い日曜日)、英語のタイトルは"A Very Long Engagement"(とても長い婚約)
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「ロング・エンゲージメント」★★★
オドレイ・トトゥ主演。
幼い頃から将来を誓ったふたり。
戦死の知らせを聞いても
オドレイ・トトゥ演ずる主人公は
受け入れず頑なに
生きていることを信じ、
自ら消息を探っていく。
終戦後のその時代の風景は
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“直感”を信じる。
それは、“奇跡”に耳をすますこと。
■監督 ジャン=ピエール・ジュネ
■脚本 ギョーム・ローラン
■原作 セバスチャン・ジャプリゾ(「長い日曜日」)
■キャスト オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ドミニク・ピノン、クロヴィス・ [続きを読む]
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TITLE: 『ロング・エンゲージメント』
URL: http://blog.goo.ne.jp/du-rhum/e/7cbc278e4a52675a815e81a61396ec41
IP:
BLOG NAME:ラムの大通り
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私も友達と見ました!ロングエンゲージメント!
アメリがすごく気に入っていたので、期待していました。
シリアスな戦争映画として、すごく良い作品ですよね。目を背けたくなるような悲惨さをよく表現しきっていたと思います。
出だしでいきなりすさまじかったので恐かったですけど。
マネクとマチルダの強くてピュアな愛に胸打たれました。
ビックフィッシュも気になっている作品の一つです。同じ女優さんが出演されてるんですね。チェックしてみます。
投稿: ヤンイン | 2005年3月26日 (土) 01:57
ヤンインさん☆コメントありがとうございます。
愛の力は奇跡を起こすってことを、しっかりと胸に刻みたいなぁって思います。
NOVさん☆TBありがとうごさいます。
プーが調達するスープやら、ソーセージやらに代表される、フランス人の食べ物に対するこだわりはスゴイですよね。
投稿: Roko | 2005年3月26日 (土) 11:14
セピア色の映像美はさすがジュネ監督っと言う感じですね。
私的には苦手なジャンルでしたが・・・
マネク役のギャスパーは今フランスで若手NO1の人気だそうですね♪
私も結構チェックしました(笑)
かわいいですね〜〜
投稿: Moo nDreamWorks | 2005年3月31日 (木) 10:18
MoonDreamWorksさん☆コメント&TBありがとうございます。
ギャスパー、かわいいですよね〜
それだけでもこの映画見て良かったって感じかな?
投稿: Roko | 2005年3月31日 (木) 22:05
soramoveさん☆TBありがとうございます。
オドレイが身につけている衣装や、日傘などがすてきで、こういうロマンチックな雰囲気っていいなぁって思いました。
投稿: Roko | 2005年3月31日 (木) 22:39
えいさん☆TBありがとうございます。
深刻なストーリーでしたけど、映像の美しさがそれを和らげてくれたような気がします。
どんな場所でも食事に気を使うのがフランス人なんだなって思ったし。
やっぱりフランス人の作る映画はひと味違うなって気がしました。
投稿: Roko | 2005年4月 1日 (金) 00:31
一年で365本さん☆TBありがとうございます。
わたしは1日1冊、あなたは1日1本お互いにがんばりましょうね!
今後もよろしくね。
投稿: Roko | 2005年4月 2日 (土) 22:28