『不美人論』 藤野美奈子、西研
自意識過剰で、他人から見られていることをものすごく気にしているのに、自意識が自分の中で空回りしているから、実際に他人にどう見えているかって事がほとんど分かっていない。(本文より抜粋)
自分で自分を評価するときに、その評価軸をどこに置いているのかってことを考えたことありますか?
何かをするときに、「人にどう見られてるんだろう?」ってことばかり気にしている人っていますよね。親にこんなふうに見られたい、異性にこんなふうに見られたい、世間にこういう風に見られたい、そんなことばっかり気にしてどうするんだろう?
逆に人目なんか関係なくて、自分の価値観だけで生きている人ってのもいますよね。電車の中で化粧をしている人なんてのがその典型で、本当は人に見られるということが目的の化粧なのに、それよりも自己満足度の方が重要になってしまってる。ヒドイのになると、デート中にデート相手の前で自分の顔を鏡でチェックしてたりして、こんなジコチューな女とデートしている男も情けないけどね。
デート中にケータイで話をしているのも多いなぁ。どっちが大事なんだ?って聞きたくなっちゃう。こんな奴に限って「真実の愛が欲しい」なんて言うんだよね。そりゃ無理だってば!
化粧という便利なものがあるから、ある程度はごまかしが効くけど、美人かどうかなんてのは所詮若いうちのもの。ある程度の歳になってくると、性格が問題になってきちゃうんだなぁ。
造作に多少問題があっても、いつもニコニコしていて素直な性格だったら、絶対にイヤな顔にならないもの。逆に少しくらい美人でも、性格が悪いと顔に出るからねぇ。それに美人の方がシワとかクマが目立つものね。
でもね、「美人の方が性格がいい」っていう説もあるのよ。美人はいつもチヤホヤされされるから、ひがむことが少ないんだって。ブスは何かと無視されたり、冷遇されることが多いので性格もブスになるって、それじゃあんまりだ~!といいつつも、そういうのもあるなって思い当たる人もいたりして。(^_^;)
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