『あなたのアタマから嫌でもアイディアが飛び出してくる!』 トニー・ブザン
どうして大人になると、いろんなことができなくなってしまうのだろう?
全世界の95%以上の人が自分には絵の才能がないと思っている。
幼稚園へ行っていた頃、お絵かきが嫌いな子っていなかったよね。なのに殆どの人が大人になると、自分は絵は不得意だって思ってる。いつの間にそうなっちゃったんだろう?
歌や踊りだっておなじこと。幼稚園のお遊戯をみんな楽しんでいたし、仮面ライダーの変身ポーズだって、ピンクレディの踊りだって、子供は自然に覚えてやっていたのに、大人になるとどうしてやらなくなっちゃうんだろう。
本を読めば?と聞けば「本を読むヒマがない」、絵を描いてみれば?といえば「絵なんてかけないよ」、昔ギター弾いてたんでしょ?と聞けば「もうギターなんて弾く歳じゃないし」、本当にそうなのかなぁ?やろうと思っていないだけじゃないのかな?
何だって最初はマネから入るんですよね。ギターだったら、好きな曲のコピーから始めるでしょ?マンガ好きだったら、マンガのマネして絵を描くし。すてきな人の服装をマネをしたり、レストランで美味しいものを食べたら、似たようなものを作ってみるとか。
著者いわく、才能がないんじゃなくて、その方法を知らないだけなんだっていうんです。つまりマネの仕方が分からないってことがネックなのかも?だったら、それを教えてもらいに行けばいいってことなんですよね。
何かというと「ヒマがない」っていう人、本当にそうなのかなぁ?わたしにはそうは思えないんですよ。本当にやりたいことのためにはヒマって見つかるというか、時間は作れるはずでしょ。そういう人には、こう聞いてみたいと思います。
ダラダラ仕事してませんか?
TV何時間見てますか?
無駄なつき合いを断るのがヘタじゃありませんか?
何が楽しみで生きているんですか?
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